...この中には随分偉い人も好きな人もあるがまだ山中ほど愛すべきはいず...
伊丹万作 「人間山中貞雄」
...石黒氏自身だけは偉い人であるのをよく知つてゐるらしい...
薄田泣菫 「茶話」
...なかなか偉い人のように思える...
高村光太郎 「回想録」
...本当に偉い人は、ただ微笑してこちらの失敗を見ているものだ...
太宰治 「正義と微笑」
...玄王(げんおう)という偉い人がいました...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...そのような偉い人の偉い仕事の紹介はいくらでもある...
中谷宇吉郎 「雪」
...おそらくそんな偉い人高い人はいつの世にも存在していないのではなかろうか...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...この国の一番偉い人と同じように扱ってくれたわけです...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...ただ上の城の偉い人たちと彼らの思召(おぼしめ)しとにまかせているだけであれば...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...――この宿屋はほんとうは城の偉い人たちだけのためのもので...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...役所の偉い人たち独特の断言的なやりかたで...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ここには無名の偉い人々の傑作もあるし...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...彼らはとにかく偉い人になりたい...
三木清 「日記と自叙伝」
...日本にも偉い人がある...
南方熊楠 「十二支考」
...偉い人になって百円の月給取になろうと...
水上滝太郎 「大人の眼と子供の眼」
...私はこの偉い人の『科学の価値』という本の手ずれた表紙を常に親愛をもって眺めていたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そんな偉い人たちと比べて貰っては...
柳宗悦 「民藝四十年」
...なるべく誰か昔の偉い人のしたことのように...
柳田國男 「日本の伝説」
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