「倫」の意味
道徳的な秩序
小説での「倫」の使い方
...諸子は其多数が比々として表白しつゝある不浄と敗亡と乱倫とを如何せんとするや...
石川啄木 「閑天地」
...その上梅野に不倫なる恋を仕掛けるので彼女は春代を伴って...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...強力絶倫の称ありし...
高木敏雄 「比較神話学」
...物を蔵する言語とを有せりさればかろくして責なきその声のひびきのなやましさよ聞くに堪へざる俗調は君とわれとの心を取りて不倫と滑稽との境に擬せむとすのろはれたるもの梟の族...
高村光太郎 「智恵子抄」
...分けても倫敦周辺の地区に於いて苛烈(かれつ)を極めるであろうから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...人ハ必ズ其倫(たぐひ)ニ擬スト...
中里介山 「大菩薩峠」
...倫理の先生に向っては一言(いちごん)もないと見えて何とも云うものはない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...基督教的の倫理觀から...
萩原朔太郎 「夢」
...特殊の人倫關係の内部において乃至それと並んで從つて同樣に特殊性を有する人倫關係としてのみ...
波多野精一 「時と永遠」
...信仰より愛へ眞の人倫的共同へと向ひつつ...
波多野精一 「時と永遠」
...五月 日福沢諭吉森文部大臣殿倫理教科書の目的は...
福沢諭吉 「読倫理教科書」
...私は倫敦(ロンドン)の銀行に手紙を出して...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...この頃伯林(ベルリン)の灌仏会(かんぶつえ)に滔々(とうとう)として独逸(ドイツ)語で演説した文学士なんかにくらべると倫敦の日本人はよほど不景気と見える...
正岡子規 「墨汁一滴」
...式部宗倫(むねとも)は...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...虫けらといったな」「礼を知るをもって人倫(じんりん)の始まりという...
吉川英治 「三国志」
...王倫の兜巾(ときん)を外(はず)して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...国としての人倫的組織の実現である...
和辻哲郎 「孔子」
...以上が孔子学派の人倫の大綱と見られるならば...
和辻哲郎 「孔子」
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