...然者末世之今に天地、山川、五形、五倫、鳥獣、草木之名に至る迄皆通達せり...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...倫理学等のごとく何の役にも立たぬ...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...倫理学の根柢(こんてい)はぜひともこれを生態学に求めなければならぬ...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...――郵船会社の倫敦支店長根岸氏は...
薄田泣菫 「茶話」
...二人ノ間ニ不倫ナ関係ガ成リ立ッテイルト云ウ證拠ハナイシ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...乱倫の起りときめてしまっていますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...また倫理的に育てられた男です...
夏目漱石 「こころ」
...この倫敦塔を塔橋(とうきょう)の上からテームス河を隔てて眼の前に望んだとき...
夏目漱石 「倫敦塔」
...私は軽快な心をもって陰欝(いんうつ)な倫敦を眺めたのです...
夏目漱石 「私の個人主義」
...倫子が和田を突き退けた...
久生十蘭 「川波」
...乱倫なもとの仕え女のなかでも...
室生犀星 「野に臥す者」
...わたくしは※斎(かんさい)詩集に於て明倫堂の名を見て...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...人倫の道に悖(もと)り候事は格別...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...たとえに引くのは不倫であるかも知らぬが...
柳田国男 「家の話」
...倫敦塔に似る心かな...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...僕等の巴里(パリイ)へ行く五人に倫敦(ロンドン)へ行く小林を加へて午後八時にマルセエユを立つ時...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...絶倫な体力や精根の持ち主であるので...
吉川英治 「親鸞」
...しかしそのために倫理的な課題が遮断されたことは...
和辻哲郎 「鎖国」
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