...傷寒の病にて死去致し候者の...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...正に立会候者也と書き立てた...
江見水蔭 「備前天一坊」
...先立候者に御座候...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...「寺家之歎何事過レ之候哉人守二忍辱之地一無二弓箭一之間十津川之住人知二如レ此子細一動及二狼藉一候者也」とも云っている...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...先々代以来無二の忠義を励み候者共に候...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...あるいは結構なる新織新形など無益の手間を掛(か)け候者を拵(こしら)え...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ゼイタク屋などと家号を唱え候者これ有るよう相聞え...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...愚僧儀はもと西国(さいこく)丸円藩(まるまるはん)の御家臣(ごかしん)深沢重右衛門(ふかざわじゅうえもん)と申(もうし)候者の次男にて有之(これあり)候...
永井荷風 「榎物語」
...取片附け候者あらば...
中里介山 「大菩薩峠」
...悪をいたし候者は...
蜷川新 「天皇」
...歌が一番善い者ならばどうでもかうでも上手でも下手でも三十一文字並べさへすりや天下第一の者であつて秀逸と稱せらるゝ俳句にも漢詩にも洋詩にも優りたる者と思ひ候者にや其量見が聞きたく候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...私の聞及候儘を記載候者に有之候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...乗船御供被仰付候と申候者...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...新知(しんち)百五十石賜(たま)わり候者に候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...十五歳に成候者(なりそろは)愚姪方へ通ひづとめの者の宅の向ふの大工の伜(せがれ)に御坐候...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...「当月五日横井平四郎を殺害致し候者御処置之儀...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...拙者より先を駆け候者...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...不存候者之(ぞんぜずさふらふものの)目に...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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