...何でふ修練し候ふべき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...されど明日はむづかしき日にて候ふ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...御地は早や南の枝に大和心(やまとごころ)綻(ほこ)ろび初め候ふの由...
石川啄木 「渋民村より」
...日本人の肩幅日益日益(ひますひます)広きを覚え候ふと...
石川啄木 「渋民村より」
...其名独逸(ドイツ)建国の歴史を統(す)ぶる巨人ビスマルクの如きに候ふ可(べ)く...
石川啄木 「渋民村より」
...「かやうに候ふ者は...
大町桂月 「夜の高尾山」
...望みなき世に長生(ながら)へて斯かる無念をまのあたり見る事のかへすがへすも口惜しう候ふぞや...
高山樗牛 「瀧口入道」
...未央生(みおうせい)の号を書きていまだ君のあたりを驚かさず候ふや...
田山花袋 「田舎教師」
...斯(か)く眺め候ふほどに...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...少時(しばし)余が風采(みなり)を打眺め候ふが...
永井荷風 「夜あるき」
...身の慄へを如何ともとどめ難くおぼえ候ふ)軍兵衛ほどな武者でもこういっているのである...
吉川英治 「上杉謙信」
...催し候ふべし」と子息忠之(ただゆき)への遺言状のうちにも言い忘れていなかった...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...水が欲しう候ふ……水を給(た)び候へ」と...
吉川英治 「私本太平記」
...日ごろ上戸(じやうご)にて候ふ……酒飲み候はん……おん僧も飲み候へ」と...
吉川英治 「私本太平記」
...ただいま湖水を乗り渡し候ふ馬也...
吉川英治 「新書太閤記」
...筑前守が覚悟に任すの態に候ふ...
吉川英治 「新書太閤記」
...よくよく御量見専用に候ふ...
吉川英治 「新書太閤記」
...一々輝元へ相達せらるべく候ふ事...
吉川英治 「新書太閤記」
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