...されど明日はむづかしき日にて候ふ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...御地は早や南の枝に大和心(やまとごころ)綻(ほこ)ろび初め候ふの由...
石川啄木 「渋民村より」
...吾等国民の大慶この上の事や候ふべき...
石川啄木 「渋民村より」
...其名独逸(ドイツ)建国の歴史を統(す)ぶる巨人ビスマルクの如きに候ふ可(べ)く...
石川啄木 「渋民村より」
...而(しか)も吾人はこの難関に立たしむべき一人のビ公を有し候ふや否や...
石川啄木 「渋民村より」
...侍共『おん冑逆様に候ふ』と申せば...
太宰治 「右大臣実朝」
...この特絶無類とも申すべき一種の自覚の意(こゝろ)をば誰れと与(とも)にか語り候ふべき...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...何故(なにゆゑ)に禁じられたる果実は味美(うるは)しく候ふや...
永井荷風 「夜あるき」
...濃き闇は此処をも立罩(たてこ)め候ふが...
永井荷風 「夜あるき」
...This Freedom is, I know, the Freedom to fight among Japanese. 如何様相考へ候ふとも...
服部之総 「福沢諭吉」
...柳眉(りゅうび)といひたる者にも候ふべけれど...
正岡子規 「人々に答ふ」
...清さんになり誰になりお見せなされ候ふとも宜しく候...
森鴎外 「そめちがへ」
...敵の中へ続いて駆け入るにて候ふなり...
吉川英治 「上杉謙信」
...身の慄へを如何ともとどめ難くおぼえ候ふ)軍兵衛ほどな武者でもこういっているのである...
吉川英治 「上杉謙信」
...人みな知つて候ふ……さるに...
吉川英治 「私本太平記」
...日ごろ上戸(じやうご)にて候ふ……酒飲み候はん……おん僧も飲み候へ」と...
吉川英治 「私本太平記」
...臣 尊氏さきに勅勘(ちよくかん)を蒙(かうむ)り身を法体(ほつたい)に替(か)へて死を罪なきに賜はらんと存ぜし処に義貞 義助ら事を逆鱗(げきりん)に寄せて日ごろの鬱憤をはらさんといたすがゆゑにつひに乱(らん)天下に及びたるにて候ふと...
吉川英治 「私本太平記」
...よくよく御量見専用に候ふ...
吉川英治 「新書太閤記」
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