...泥烏須如来(でうすによらい)より難有(ありがた)きもの無しなど申し候うて...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...私前に再三額(ぬか)づき又は手を合せて拝みなど致し候うて...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...玄関式台上へ差し置き候うて...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...あおいで消す必要はなかるべく候う...
伊藤左千夫 「廃める」
...はずかしき次第に候う...
伊藤左千夫 「廃める」
...いずれにしても平凡人のせつなさに候う...
伊藤左千夫 「廃める」
...ようやくにして悲しさ申しわけなさに泣き申し候う...
伊藤左千夫 「廃める」
...一思いに退学しようと思ってもこんな事をいわれれば未練(みれん)が残り候う...
伊藤左千夫 「廃める」
...山北辺より雪降り候うて...
田山花袋 「蒲団」
...その余は諸侯賢名相聞こえ候うえ追々に御登用...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...学校を初め御改政の諸事愚存御座候えども政府の御基本相立ち候うえ御取興(とりおこ)しのことと存じ奉り候...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...中土より充実仕(つかまつ)り候うへ...
本庄陸男 「石狩川」
...何のためらいや候うべき...
吉川英治 「上杉謙信」
...「いまはただ夜を待つばかりにて候う」と...
吉川英治 「三国志」
...引揚げて候う」と...
吉川英治 「三国志」
...「心得て候う」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...厳に鈴鹿口を堅めて候う)折も折だったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...突きそびれて候うが...
吉川英治 「新書太閤記」
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