...機織(はたお)り乃至(ないし)賃仕事など致し候うて...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...私足下(あしもと)に手をつき候うて...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...空(くう)に十字を描き候うては...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...僕は長男にして家には財産(ざいさん)と申すは少しばかりより無之(これなき)身(み)に候う...
伊藤左千夫 「廃める」
...家ではいかに思い候うや一日も早く帰れと申しきたり候う...
伊藤左千夫 「廃める」
...われら斯(か)くの如き愉快なる旅をつづけ居り候うちにも常に心にかかり候はこの事のみに候...
中里介山 「大菩薩峠」
...遠近より馬市に来たる者群り候うち...
中里介山 「大菩薩峠」
...何のためらいや候うべき...
吉川英治 「上杉謙信」
...くれぐれも大事をとって仕損じるなかれ――とのおことばでありまする」「かしこまって候う」謹んで答えたが...
吉川英治 「三国志」
...……帝は殺害(あやめ)まいらせて候う...
吉川英治 「私本太平記」
...「心得て候う」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...いずことも知れず逃(に)げ退(ひ)かれて候う」という報が入った...
吉川英治 「新書太閤記」
...畏(かしこ)まって候うと呼ばわり猛(たけ)ぶ武者たちの人渦...
吉川英治 「新書太閤記」
...「これは中国へ下る明智の軍勢に候うが...
吉川英治 「新書太閤記」
...尻餅をお搗(つ)きなされ候う程ぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...なお続々南下中に相見え候う)これらの報告を綜合して...
吉川英治 「新書太閤記」
...「心得て候う」と...
吉川英治 「平の将門」
...すでにお許(もと)も御ぞん知に候うべし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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