...何卒(なにとぞ)御検脈下され度(たし)」など申し候うて...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...私前に再三額(ぬか)づき又は手を合せて拝みなど致し候うて...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...胸の痛みたえがたき思い致し候う...
伊藤左千夫 「廃める」
...仰せにしたがい成るべく決定を延ばし可申(もうすべく)候う...
伊藤左千夫 「廃める」
...一昨夜なども徹夜していはゆる事宜を弁理候始末ほとほと閉口致(いたし)候うちに自ら一種のおもしろみさすがになきにしもあらず...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...皇国政府相立ち候うえは金穀の用度一日もなくんばあるべからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...前年さし上候うたは御届被下候覧と奉存候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それはお前様に申しても甲斐(かい)なき事と致し候うて...
森鴎外 「そめちがへ」
...「これは中国へ下る明智の軍勢に候うが...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉は人間にて候うぞや」「ホホホホ」「ほ...
吉川英治 「新書太閤記」
...尻餅をお搗(つ)きなされ候う程ぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...徐々南進中に候う」また...
吉川英治 「新書太閤記」
...なお続々南下中に相見え候う)これらの報告を綜合して...
吉川英治 「新書太閤記」
...突きそびれて候うが...
吉川英治 「新書太閤記」
...――生きて生きて生きぬかん所存にてありしにて候う...
吉川英治 「新書太閤記」
...八幡大菩薩の御使にて候うぞや...
吉川英治 「平の将門」
...すでにお許(もと)も御ぞん知に候うべし...
吉川英治 「宮本武蔵」
...さる人の歌になかなかに人里ちかくなりにけりあまりに山の奥をたづねて近頃おもしろく覚え候うて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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