...姑がなくて倖せだったと云われるよりもまだましだ...
横光利一 「夜の靴」
...日和が持てば倖せだ...
吉川英治 「上杉謙信」
...その疲れが倖せであったかもしれない...
吉川英治 「江戸三国志」
...倖せの一つであった...
吉川英治 「三国志」
...だが、とどろな波音の夜こそ、倖せだった...
吉川英治 「私本太平記」
...倖せであれ...
吉川英治 「私本太平記」
...これが貴人の白日夢(はくじつむ)でなければまあ倖せだが」その上にも...
吉川英治 「私本太平記」
...お倖せなきみはあるまい...
吉川英治 「私本太平記」
...自分は不倖せだという考えは持った例(ためし)のない藤吉郎であるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...倖せじゃよ」かれの左右の若者ばらは...
吉川英治 「新書太閤記」
...瓢箪に酒のあるのが何よりの倖せ」さっそく焼肉の包みを解いて肴(さかな)とし...
吉川英治 「新・水滸伝」
...こうなるからには私だって」「倖せだよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...朱貴の無礼が、かえって倖せ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やがての一ノ谷合戦における従来の“熊谷と敦盛”という古びた一史話にいくらかの新味と肉づけが出来れば倖せだとおもっている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...てめえは、倖せなやつだよ...
吉川英治 「平の将門」
...倖せに送るがよい...
吉川英治 「夏虫行燈」
...そちは何処まで倖せな者であろう...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...……この豊前へ来て、一時は、馬の草鞋(わらじ)など作って、露命をつないでいたものじゃが、その後、倖せあって、当細川家の先殿様(せんとのさま)、三斎公のお見出しに預り、今では当藩にみな御奉公いたしておる身じゃ」「さてさて、左様でござりましたか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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