...かえって倖せであった...
浜本浩 「甘い野辺」
...もう倖せも倖せではなくなったでしょう...
横光利一 「旅愁」
...願うてもない倖せ...
吉川英治 「上杉謙信」
...願うてもない倖せ...
吉川英治 「剣の四君子」
...「願うてもない倖せです...
吉川英治 「三国志」
...このように倖(しあわ)せでおりますことも」「倖せとな」「はい」「不倖せとは思わぬのか」「思いもいたしません...
吉川英治 「私本太平記」
...「……倖せな子」半夜の静かな念仏は...
吉川英治 「私本太平記」
...倖せな子に生れますように」と...
吉川英治 「私本太平記」
...身の倖せであったよ」と言い...
吉川英治 「私本太平記」
...おふた方はいつもお倖せでいるのでしょうね...
吉川英治 「私本太平記」
...自分は不倖せだという考えは持った例(ためし)のない藤吉郎であるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...倖せじゃよ」かれの左右の若者ばらは...
吉川英治 「新書太閤記」
...まアまアそいつは倖せだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...朱貴の無礼が、かえって倖せ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...静かに見られたのは倖せだった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...あいての腕がにぶかったのが倖せで...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...そちは何処まで倖せな者であろう...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...深く睡(ねむ)っていたので倖せだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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