...家庭の引っ越しで、何か個物が壊れた...
...個物を持ち運ぶときは、慎重に取り扱ってください...
...個物を運ぶために、車を借りた...
...このサービスは、個物の発送に便利です...
...大切な個物は、手荷物で持っていきたい...
...個物の概念が、従って又個物のもつ個性の概念が、常に個別化原理と共に――普遍者への関係に於て――しか理解されない所以が之である...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...判断は一般的判断から個物の判断にまで追いつめられる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...その自己限定として初めて個物というものの意味が考えられる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...自我と物が個物として相対し...
中井正一 「レンズとフィルム」
...具体的には自己自身を形成する世界の表現作用的個物として考うべきであろう...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...個物がそれぞれの仕方において世界を表現すると考えられる時...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...右の如く個物が何処までも表現的に世界を形成することによって個物であり...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...これに反し我々が何処までも個物的として...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...個物の生死ということがなければならない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...個物が何処までも超越的なるもの即ち絶対に対し...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...個物の立場から全世界が表現せられるということができる...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...その逆に世界が世界自身を形成することが個物が個物自身を形成することである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...そこに個物と世界とが対立する...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...超越的一者において自己を有つ真の個物ではない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...これらの個物の全てを完全に網羅することは到底できない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...科学も実は個物の独立性を認めることによって成立するのである...
三木清 「哲学入門」
...ところで直觀は單に一々の個物を捉へ得るにとどまる...
三木清 「認識論」
...大天地想の世にありとあらゆる個物を包みて肢節とする如くなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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