...その要求(ようきゅう)の個条(かじょう)を見るも明白(めいはく)にして...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...ただ一個条憎まれ口を叩いておこう...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...メーデーの要求の中にもそれが大きな一個条になっていた...
大杉栄 「日本脱出記」
...たいていの人間社会の道徳個条は苔虫のほうへ行ったならばかえって赤面しなければならぬくらいである...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...決して自ら助ける気がないという一個条をわたしに知らせる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...例七個条イ、富士山富士山に関しては、不死の霊薬を山上に焼きしとのこと、『竹取物語』に見ゆ...
高木敏雄 「比較神話学」
...次に引用せし二個条の中...
高木敏雄 「比較神話学」
...特に以下列記されたる個条を必ず一読あるべく...
谷譲次 「踊る地平線」
...沼津の田村専之助氏が史観第四十五冊に書かれた「中国人の雪の観察」を引用した個条である...
中谷宇吉郎 「百科事典美談」
...その個条書きったら...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...その個条書きっていうのを...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...井上さんへ呼ばれるといまの話――個条書きの一件なのです...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...二十一個条をあげて公儀(こうぎ)に告訴した...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...「御勅諭の五個条を云つて見ろ...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...十行ぐらいに個条書きにすることができます...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...しかし『竹取物語』のあの個条(かじょう)が...
柳田国男 「海上の道」
...ただし右の「職員令」の個条は...
柳田国男 「海上の道」
...◇第一個条が、十六歳にならぬ中(うち)に柳町の花魁(おいらん)を買うこと――◇第二個条が、身代構わずに博奕を打つ事――◇第三個条が、生命(いのち)構わずに山笠(やま)を舁(かつ)ぐ事――◇第四個条が、出会い放題に××する事――◇第五個条が、死ぬまで鰒(ふく)を喰う事――◇第六個条が……まあコレ位に負けといて下さい...
夢野久作 「近世快人伝」
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