...あの式の個条は君もよく知つてゐる――祓浄式...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...その要求(ようきゅう)の個条(かじょう)を見るも明白(めいはく)にして...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...ただ一個条憎まれ口を叩いておこう...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...たいていの人間社会の道徳個条は苔虫のほうへ行ったならばかえって赤面しなければならぬくらいである...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...決して自ら助ける気がないという一個条をわたしに知らせる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...次に引用せし二個条の中...
高木敏雄 「比較神話学」
...綱領や約九個条にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...オスピタリエ派の女らの信仰の一個条となっている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それよりも前記のモスクワ会談に於ては原子力管理に関して次の四個条を決議したことを発表した...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...それには大変な個条書きが附いていて...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...その個条書きったら...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...その個条書きっていうのを...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...二十一個条をあげて公儀(こうぎ)に告訴した...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...一個条...
宮沢賢治 「カイロ団長」
...しかし『竹取物語』のあの個条(かじょう)が...
柳田国男 「海上の道」
...ただし右の「職員令」の個条は...
柳田国男 「海上の道」
...ほかの資格は何でもない事で……個条書にしたなら四ツか五つ位も御座いましょうか...
夢野久作 「近世快人伝」
...◇第一個条が、十六歳にならぬ中(うち)に柳町の花魁(おいらん)を買うこと――◇第二個条が、身代構わずに博奕を打つ事――◇第三個条が、生命(いのち)構わずに山笠(やま)を舁(かつ)ぐ事――◇第四個条が、出会い放題に××する事――◇第五個条が、死ぬまで鰒(ふく)を喰う事――◇第六個条が……まあコレ位に負けといて下さい...
夢野久作 「近世快人伝」
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