...所謂人物論と呼ばれる個性的な人身問題を提起するということは...
戸坂潤 「読書法」
...同時に極めて個性的な特異なものである...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...彼の最も個性的な...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...最もオリヂナルな(個性的な)傑作だと斷言するのに躊躇しないのである...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...權力者wに對する個性的なもの...
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」
...個性的なものの強調はこの運動の重要な要素であつた...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...特殊的なもの、個性的なものは、嫉妬の對象とはならぬ...
三木清 「人生論ノート」
...特殊的なもの、個性的なものは、嫉妬の対象とはならぬ...
三木清 「人生論ノート」
...個性的なものである...
三木清 「人生論ノート」
...人格はどこまでも個性的なものである...
三木清 「哲学入門」
...個性的なところがあることに注意しなければならぬ...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...リッカートが個性的なものと云ふとき...
三木清 「歴史哲學」
...これとは反對のことを考へるやうなリッカートの哲學的立場に於ては個性的なものの概念も十分に基礎付けられることが出來ぬ**...
三木清 「歴史哲學」
...各々の展相或は段階に於て觀念的なものと實在的なものとの一の個性的な生命統一...
三木清 「歴史哲學」
...歴史的研究の目的を何等かの法則でなく類型的なもの或は個性的なものの認識におく思想の根柢には...
三木清 「歴史哲學」
...個性的なことに立って云えば...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大いに個性的な傾向を濃くしている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...すなわちそれが絶対者でありながらしかも個性的なものであることは――自分を包摂しつつしかも自分と対するものであるということは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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