...哲學や自己や個性の表現は自然の結果であつて努力の目的ではないのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...併し個性の表現とは作爲と打算との奬勵ではない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...私に取って已み難き要求なる個性の表現の為めに...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...然しその人は個性の表現に於て delicacy の尊さを多く認めないで...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...全く実用のためにのみ造られた真四角な建築物一つにもそこに個性の表現が全然ないということは出来ない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...個性の表現に乏しく...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...其個性の表現を發見するに難からざるべし...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...個性の表現は遺憾なく現はされたりと考ふ...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...個性の表現なしとは言ひ得ざるべし...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...個性の表現に近代美の特質があると考えられる...
柳宗悦 「工藝の道」
...また工藝の道が果して個性の表現に適するであろうか...
柳宗悦 「工藝の道」
...個性の表現が最後の任務であるか...
柳宗悦 「工藝の道」
...一 個性の表現など見当らぬこと...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...個性の表現などを予期は致しません...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...個性の表現は工藝における美の目標ではないのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...誰も知る通り個性の表現ということに藝術家の目標が置かれました...
柳宗悦 「民藝の性質」
...少くとも美を個性の表現に止めるのは狭い見方に過ぎないでしょう...
柳宗悦 「民藝の性質」
...個性の表現の著しく発達した時代であった...
和辻哲郎 「能面の様式」
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