...もしもコレラの個々の例において吸収が最初から完全に抑制されると...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...それを個々の特種な市場が形成しているのである...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...各種の方面の学者はただ地震現象の個々の断面を見ているに過ぎないのではあるまいか...
寺田寅彦 「地震雑感」
...原子の構造とその性能に関してわれわれは個々のエネルギー水準の考えを導入した...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...世界にぞくする個々の事物を取り扱う科学とを...
戸坂潤 「科学方法論」
...同時に又個々の批評対象から遊離出来ないものも批評ではあり得ない...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...夫が孤立した個々の事件なり事物なりを想定してかかっているという点にあった...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...なぜならここでは経験し得べき個々の熱現象を平均して初めて現われる傾向律(云わば Trend)――エントロピー(之はそれ自身集団概念だ)の蓋然的増加――が云い表わされるからである(ここでは吾々はL・ボルツマンの名を忘れることが出来ない)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そのためには無論或る一定程度にまで個々の失業現象の諸場合を集積してかからねばならぬ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...視覚とか触角とかの一般に空間的と考えられる個々の感覚をば超越しているということを指す...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...個々の特殊性を統一して...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...オルグの松枝は個々の家族や...
戸田豊子 「鋳物工場」
...個々の原作などから離れて廣い意味の文藝的内容として考へれば...
南部修太郎 「文藝作品の映畫化」
...この力が与えられるのは種族の個々のメンバーだけであった...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...個々の企てには非常に狭い制限が設けられた...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...またホダワラの俵は元来穂の様に成っている藻の体上に個々多数に着いている小い浮嚢...
牧野富太郎 「植物記」
...自然科学においては個々の特殊的なものは一般法則の例としてそのもとに包摂される...
三木清 「哲学入門」
...個々の邑里(ゆうり)の按司(あじ)・世(よ)の主(ぬし)までを...
柳田国男 「海上の道」
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