...――あと五俵、いや、出来ることなら六俵、それをどうしてこの際、工面したらよかったろうか...
犬田卯 「米」
...M公は「米俵かつぎ」以外に...
犬田卯 「沼畔小話集」
...つまり俵の影絵を見ているような工合だった...
海野十三 「火星兵団」
...毎年三千俵の売行きがあったものだ...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...真ん中に俵が三俵...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...生きてゐたいとおもふ・日ざかりひゞくは俵を織つてゐる音かなしい手紙をポストに...
種田山頭火 「其中日記」
...いちばんしまひには張子の倉のなかから小さな米俵をくはへだして積みあげるのをやつた...
中勘助 「銀の匙」
...一俵持って来てやって下さいな」「よしよし」と与八は膝の藁屑(わらくず)を払って...
中里介山 「大菩薩峠」
...僅(わず)か五十俵を食(は)む安御家人でした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...昔世話になつた俵屋の孫右衞門旦那に頼み...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...胴ノ間に七十俵ほどの米があった...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...米俵一俵を店先に置き...
三木貞一 「初代谷風梶之助」
...十六歳になつた長政の妻保科氏とを俵にくるんで...
森鴎外 「栗山大膳」
...二百俵を給せられた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...前者は一俵四斗と二三升で、俵は二重、これを散田(さんでん)作りといい、後者は一重俵で六斗入であった...
柳田國男 「食料名彙」
...炭俵に藁縄(わらなわ)を使う時代になってもやまぬものは...
柳田國男 「地名の研究」
...千俵余米と申しまして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...蕎麦掻(そばが)きのできる間、そこに寝ていさっしゃれ」むしろだの、米俵だので、隅へ寝どこができている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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