...彼とは楽しい俳談ができる...
...それは俳諧とは違う俳談だ...
...会話は俳談のように軽く流れた...
...彼女が持っている冗談のセンスは俳談が得意なわけだ...
...たわいのない俳談を楽しんだ...
...当時又可笑しかったことには赤木と俳談を闘わせた次手に...
芥川龍之介 「飯田蛇笏」
...上一万へ、どんぐり老一洵居往訪、俳談しばらく、夕飯まで御馳走になつた、そうめんの御馳走はうれしかつた、おかげで私の盆が盆気分になりました...
種田山頭火 「一草庵日記」
...俳談閑談しばらく...
種田山頭火 「一草庵日記」
...ついで無水居に寄つて俳談一くさり...
種田山頭火 「一草庵日記」
...清談、閑談、俳談、其中庵空前の――敢て絶後とはいひきらない――賑やかさ喜ばしさであつた...
種田山頭火 「行乞記」
...まじめに俳談しばらく...
種田山頭火 「其中日記」
...自由律俳談一くさり...
種田山頭火 「其中日記」
...――夜は高橋さんに連れられて安井さんを訪ねた、あるだけの酒をよばれる、揮毫したり、俳談したり、絵を観せてもらったりしているうちに、いつしか十時近くなったのでいそいで帰る、練兵場を横ぎりそこなって、うろうろしたけれど、さわりなく帰れた、そしてすぐ寝た...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...暮れてから、暮羊君来訪、暫時俳談...
種田山頭火 「旅日記」
...いさゝかの酒を酌みかはしながら俳談する...
種田山頭火 「旅日記」
...無水と俳談しばらく...
種田山頭火 「松山日記」
...同人が互に往来して俳句を作り俳談を闘わすのみならず...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...それでも私と逢った事を喜んで種々の俳談を交した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...僅か半日ばかり俳談をして...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...近来ホトトギス発行所の俳談会では...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...そして村上霽月氏の如きは、この地の先輩で久しく交っていたから、その頭取として管理されていた農業銀行の別室で饗応を受け、また俳談もした...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...俳談に耽(ふけ)りあう夜もあったりした...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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