...その上宗匠の生涯には印税の必要もなかつたではないか?二 装幀芭蕉は俳書を上梓(じやうし)する上にも...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...俳書の装幀(さうてい)も芭蕉以前は華美を好んだのにも関らず...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...これは『俳句界四年間』と題した俳書堂出版の俳諧叢書のうちに収録してある...
高浜虚子 「子規居士と余」
...女人形を お側に置いて明け暮れ眺めしやんすが 気がかりなわしや人形に 悋気する前にも言つたやうに俳小屋には俳書が積み重ねてあつたり俳句の反古が崩れかゝつたりしてゐる中に私が唯一人坐つてゐるのみであつて...
高浜虚子 「椿子物語」
...二冊俳書を読んだことがあるとか...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...まず俳書大系を通読したいと思う...
種田山頭火 「雑記」
...左側に机があって俳書らしいものが積んである...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...側には俳書らしいのを入れた本箱...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...〔中村楽天著『徒歩旅行』俳書堂 明治35・7・9刊〕...
正岡子規 「徒歩旅行を読む」
...手爾波抔(てにはなど)を学ばんと思はば俳書に就(つ)かずして普通の和書に就け...
正岡子規 「俳諧大要」
...一読を値する俳書は得るに随つて一読すべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...二巻の俳書を見る...
正岡子規 「俳句の初歩」
...或る時一の俳書を見てふと面白しと思ひぬ...
正岡子規 「俳句の初歩」
...焼芋の句は古俳書に見当らず...
正岡子規 「人々に答ふ」
...自分が今始めて元禄の俳書などを読んで今更事珍し気に吹聴(ふいちょう)するのはなほ感ずべき点があるとしても...
正岡子規 「病牀六尺」
...されど秋竹は始めより俳書編纂(へんさん)の志ありしか...
正岡子規 「墨汁一滴」
...かう書きながら座右の俳書をひるがへしてゐると...
三好達治 「ケシの花」
...同じ俳書にまたこんな句が見つかつた...
三好達治 「ケシの花」
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