...凡てのものと共に生きて而も自ら徹底して生きること――自分は自ら修養することによつて Sowohl-als auch のこの途を進んで行くことが出來ることを信じてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...我輩はどうして修養するか然(しか)らばどういう風に修養するかというと...
大隈重信 「我輩は何故いつまでもすべてに於て衰えぬか」
...濱口氏になるやうに修養するより他は無いと思つてゐる...
太宰治 「容貌」
...浜口氏になるように修養するより他は無いと思っている...
太宰治 「容貌」
...構成を修養するにも...
田山録弥 「小説新論」
...われわれもあなた方もこの方面に修養する必要がある...
夏目漱石 「模倣と独立」
...彼の忠告を容(い)れて静坐の裡(うち)に霊活なる精神を消極的に修養するつもりかも知れないが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...成(ツク)る即ち修養するので...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...徳性を修養するの心掛を怠る可らず...
慶応義塾 「修身要領」
...漠然人生に触れるの主観を修養するのと言ってる中(うち)は...
二葉亭四迷 「平凡」
...精神を修養する目的の爲に音樂を用ひたのである...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...眞面目に修養すると云ふことを繰り返して云ひ...
三島霜川 「自傳」
...別に修養する所があつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そうして更にその以上に自己の表現を洗練しよう……即ち自流の能楽の境地を高めようと苦心し修養する...
夢野久作 「能とは何か」
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