...一ノ俣で弁当を喰い...
石川欣一 「可愛い山」
...槍ガ岳を右に見て一ノ俣に降る...
板倉勝宣 「春の上河内へ」
...しかも木村半兵衛の居住である小俣村へ乗りこんで政談演説会を開き...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...八俣(やまた)の大蛇(おろち)と申します怖(おそ)ろしい大じゃが...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...「東京高裁木俣長官談...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...八時の電車で二俣まで...
種田山頭火 「旅日記」
...川俣の土手の上の二階屋にゐたことが思ひ出されて来た...
田山録弥 「新しい生」
...跛足(びつこ)で大金持に為つた大俣(おほまた)の惣七といふ男もある...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...蒲田川左俣の奥に横たわる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...山木元吉と川俣踏絵が抱き合わんばかりにしている紅情纒綿たる隣座敷へ...
久生十蘭 「魔都」
...川俣踏絵の方は馬道へんの簡易旅館に潜伏している山木元吉のところへ行く筈だということで...
久生十蘭 「魔都」
...ここは信濃俣河内の西沢のツメに当っており...
松濤明 「春の遠山入り」
...公判調書完成(一)袴田 四通未完成(二)逸見 四通(三)木島 四通※秋笹 四通※横山 二通(六)西村 二通(七)金 二通(八)加藤 二通(九)木俣 二通(十)大泉 速記(十一)宮本 速記必要予審未完成の分(一)西村マリ子 四部富士谷...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その人々が五十カ条に余る訴状を持って治憲にせまり、竹俣、莅戸一統の罷免と、政治復旧とを強要したのである...
山本周五郎 「日本婦道記」
...なお佇(たたず)んでいるうち、高坂隊の先手を防いで、ようやく血路をひらいた鬼小島、永井、竹俣など数名も、朱にまみれたすがたをもって、ここに寄り集まった...
吉川英治 「上杉謙信」
...「水俣(みずまた)の者(もの)にあしらわせて...
吉川英治 「新書太閤記」
...八百の水俣の者が...
吉川英治 「新書太閤記」
...水俣の者と、次の陣の騎兵のあいだに、もう一列、鉄砲隊が潜伏していたのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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