...未だ信頼するに足る...
芥川龍之介 「三つの指環」
...何物にも信頼する事の出来ないのが弱い人の特長だ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...彼の最も信頼する者が彼の敵となった...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...一層諸戸の判断を信頼する気持になった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...三位一体(トリニチイ)に信頼するほかはないのだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...信頼することです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...自分が自分を信頼することができないとは何といふ情なさだらう...
種田山頭火 「其中日記」
...ジョン・ストレーカは全然あなたの信頼するに足りない男であります...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...生活難はすでに経済的に良人を信頼するに足りぬものとした...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...直観だけに信頼する傾向は次第に増した...
中原中也 「我が詩観」
...新聞記者の敏腕に信頼するのはよいが...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...ボイコツトに信頼するのは正しいとは云へないのだ...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「スワデシの誓」
...彼の自信を信頼するのであつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...今日になってはもう信頼することは出来ません...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...論理学者は語の意義に関して文法家を信頼する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...重大な問題にのぞんでは自分の記憶に信頼する気になれないし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...女が心から信頼する男にだけしか見せないような...
山本周五郎 「ひとごろし」
...その精確さを信頼する人間の頭脳の聡明さを云うのでしょう...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索