...我等の最も信頼するメデイアム...
芥川龍之介 「河童」
...現實模倣主義の背景には現實に信頼する樂天主義がなければならぬ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...人が己れの智識に信頼する...
有島武郎 「潮霧」
...彼の信頼するハヤブサも...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...証人達は凡て信頼するに足る人々だった...
江戸川乱歩 「D坂の殺人事件」
...どちらも信頼するに足りない...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...信頼する事が出来ぬのです...
太宰治 「新ハムレット」
...しかれども統計に信頼するためには統計の基礎を固むる必要あるべし...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...民の信頼するところ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...外面的な形態の比較をなす限りの形態学には信頼することが出来なくなる...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...少数の信頼するに足る分子が夫によって増々繁栄を来しさえするならば...
戸坂潤 「社会時評」
...なるべく信頼するに足る校訂によって手にしたいということが...
戸坂潤 「読書法」
...その日の天候でさえも科学の力を信頼するわけには行かないではないか...
中里介山 「山道」
...町人もそれに信頼する気は微塵(みじん)もありませんから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...さらには友人たちの助力を信頼するように...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「判決」
...どこまでもこちらの寛仁大度に信頼するやうにと慰めておいた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...(c)不実なる者を信頼することは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...女が心から信頼する男にだけしか見せないような...
山本周五郎 「ひとごろし」
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