...その一部とて信用されないかもしれない...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...僕はまだこれ位語ってみても信用されない自分を一応は腹立たしく思いました...
海野十三 「壊れたバリコン」
...その信任状や紹介状そのものがすでに信用されないのだ...
大杉栄 「日本脱出記」
...本職にはあまり信用されないやうであつた...
太宰治 「津軽」
...本当に狼が来ても信用されない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その言葉は信用されないのがそのためだ...
戸坂潤 「文芸評論の方法について」
...人々から信用されない不満を訴えたりした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それで科学者を信用されないことは...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...それほど不信用なんですか」「私はお気の毒に思うのです」「気の毒だが信用されないとおっしゃるんですか」先生は迷惑そうに庭の方を向いた...
夏目漱石 「こころ」
...ノーマルぢやないつて信用されないのよ...
林芙美子 「浮雲」
...あまり信用されないのが普通のようです...
久生十蘭 「キャラコさん」
...一言も信用されない上に...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...誰からも信用されない風体(ふうてい)だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...この事柄に関係する限りほとんど誰にも信用されないのでございます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...癌(がん)になったりよいよいになったりするんだってよ」おるいさんは自分の言葉だけでは信用されないと思ったのだろうか...
山本周五郎 「季節のない街」
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