...すべてこういうふうに信心深い人たちであるから...
伊丹万作 「映画と音楽」
...しかし信心深い団体に属している彼の母堂が...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...信心深い柔かな胸の上におまへは寢てゐる...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...その都度信心深い阿母(おつか)さんに止められて残り惜しさうに思ひ止(とま)つてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...信心深い老夫妻のお世話になることになつたのである...
種田山頭火 「行乞記」
...多分所謂日常生活者も又この信心深い本来生活者(?)もこの点には異論がないようだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ほんの十分間だけじゃが」三 信心深い女たち外囲いの塀に建て増しをした木造の回廊の下には...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...信心深い魂は楽園にはいることだのを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この善良な紙屋はごく信心深い姪(めい)といっしょに暮らしていて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ブラウン夫人は買い物や信心深い仕事におもむいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...樽(たる)屋金兵衞殿はまことに信心深い結構な方で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...信心深い百姓にもせよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...信心深い鍛冶屋は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...僕は實はゆうべから信心深いポオル・クロオデルの「マリヤへのお告げ」といふ戲曲を讀んでゐるところですから...
堀辰雄 「七つの手紙」
...信心深い田舎町の人々である...
牧逸馬 「双面獣」
...信心深い念仏者でありましたが...
柳田國男 「日本の伝説」
...信心深い老人があって...
柳田國男 「日本の伝説」
...謙遜で信心深いことは練習生以上である...
和辻哲郎 「鎖国」
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