...私の友達は信心家で、毎朝お祈りを欠かしません...
...彼女は信心家の家庭で育ったため、宗教に対する理解が深い...
...私自身は信心家ではありませんが、宗教に対して興味がある...
...曾祖母は信心家で、私たち孫たちにも宗教の大切さを教えてくれた...
...インド文化に馴染むため、私は信心家の仲間入りをしました...
...父が熱心な信心家であったこともその一つの原因であろう...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...それから夫妻とも信心家で...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...此のお婆さんの連中も多分さう云ふ信心家の一團なのであらうが...
谷崎潤一郎 「二月堂の夕」
...小でッぷりした四十がらみの男で、山上の観音堂の前には、寄進の燈籠(とうろう)もあり、信心家であった...
徳田秋声 「縮図」
...或信心家は最初片っ方しか無い車井(くるまい)の釣瓶なぞに随喜したが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...作物に対しては誰よりも熱心な信心家だった...
徳永直 「麦の芽」
...処で「無我愛」の信心家伊藤証信氏は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ジェルマン老夫人のほうは信心家でいつも教会堂にばかり行っていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まずもって吉原の信心家へ招かれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちこちの信心家でも...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...此の Adolph Hotelling 長老――何と穏厚篤実な信心家! ――実に穏厚な活躍であったことを突き留めたのは...
牧逸馬 「双面獣」
...せつせとサイパンの賽銭箱にお百度を踏んで来た信心家であつた...
牧野信一 「酒盗人」
...「彼はテオドロスの無神論にかぶれて久しく信心家連中を笑っていたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...すっかり信心家になったよ」話しこんでいると...
吉川英治 「大岡越前」
...母は信心家ですからそういうことをするのは大変歓びます」「なるほど...
吉川英治 「三国志」
...その信心家の叔父と話してみるのが...
吉川英治 「平の将門」
...うたがいなしと信じている信心家だ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――妾の最愛の子供! 妾達がこれからの悪い運命を待つために妾は貴方のためのよい信心家になるのです...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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