...西洋人の評論ことごとく信を置くべからず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...2011.大衆はたゞ恬然として誰憚らず出鱈目を云つてのける樣な民衆指導者の言にのみ信を置く...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...和譯P.1611.大宣傳をするところの企業にのみ信を置くといふ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...少年に信を置くとなれば...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...僕としてもその書付に信を置くこと出来んかも知れない...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...其時の新聞が此報告を評して信を置くに足らんと云つた事も記憶してゐた...
夏目漱石 「それから」
...その時の新聞がこの報告を評して信を置くに足らんと云った事も記憶していた...
夏目漱石 「それから」
...かういふ常識的な経験に信を置く結果...
北條民雄 「癩院記録」
...私は人事のいきさつに関する閑吉の言葉には信を置くことは出来なかつたし...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...最も信を置く可きものゝ如く存ぜられ候...
アルツウル・シユニツツレル Arthur Schnitzler 森林太郎訳 「アンドレアス・タアマイエルが遺書」
...皆博士のこの詞(ことば)に信を置くのである...
森鴎外 「里芋の芽と不動の目」
...あちらを向きこちらを向くどこに信を置くべきか...
横光利一 「旅愁」
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