...民間天然科学的説話の例(一)民間天文学的説話(イ)日月交替 日本神話は説明して曰く、月読(ツキヨミ)ノ神、保食(ウケモチ)ノ神の口より、食物を出せしを怒りて、剱を抜て、保食神を殺し、而して後に、具さに其事を天に復命す...
高木敏雄 「比較神話学」
...此神の子大宜都姫(オオゲツヒメ)ノ神、即ち保食神は、五穀の神にして、同時に食膳の神なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...若日子が門なる湯津楓(カツラ)の上に居たりと云い月読尊の保食神の許に到りしときも...
高木敏雄 「比較神話学」
...保食神の無礼に接して...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...廼(すなわ)ち剣を抜いて保食神を撃殺したまひき(中略)...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...是の時に保食神実(まこと)に已(すで)に死(みまか)れり...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...第一は穀神である保食神は...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...第二は保食神は、何故に女性に坐(おわ)しませしか...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...第三は保食神の屍体から...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...地母の信仰の神格化されたのが保食神である...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...我国の保食神の頂より牛馬が化生したという神話との間に...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...我国の家畜の分布と牛飼神の地位保食神の頂から牛馬が化生したと云うのは...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...『旧事記』に保食神(うけもちのかみ)の目に...
南方熊楠 「十二支考」
...保食神の頂より牛馬化(な)り出(で)しと神代巻一書に見え...
南方熊楠 「十二支考」
...『書紀』の保食神(うけもちのかみ)牛馬を生じたるよりこの二神号を帯びたのだろといった(『あふひづくり』上)...
南方熊楠 「十二支考」
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