...けちな盗みから保護する可く...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...単に患者を保護することゝ...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...そして君を保護するために新武器を用意する事も出來ると思ふのだ...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...しかしこういう政治犯は各国ともにこれを保護する習慣であるし...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...エンジンの音から聴覚を保護するために...
谷譲次 「踊る地平線」
...社会を保護するという名目のもとに...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...卑猥(ひわい)と道徳とを和解させんとする「男らしい淡泊(たんぱく)さ」――結婚に淫蕩(いんとう)の様子を与えながら結婚を保護する放逸な貞節さ――いわゆるゴール風なのであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...社会を保護する番犬である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人の感情を保護するということを知らない...
中里介山 「大菩薩峠」
...曾(かつ)て姉を保護する約を果すことの出来なかった十次郎は...
野村胡堂 「踊る美人像」
...この小刺はやや下に向いて居り多分自体を保護する為に出来て居るのでありましょう...
牧野富太郎 「植物記」
...彼らにマルクス一家の生活を保護する力はなかったのである...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...榛軒が蘭軒遺愛の草木を保護するに意を用ゐたことは言ふまでもない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後天的方便によって身体を強固にし保護する工夫にしても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...保護するだけをもって満足したのであった...
柳田国男 「山の人生」
...保護するためにころがしは禁じてあるのだが...
山本周五郎 「青べか物語」
...逸楽(いつらく)と権勢だけに生きようとする人間ばかりを保護する制度ができてしまう』『が...
吉川英治 「人間山水図巻」
...自分は彼らを保護するであろう...
和辻哲郎 「鎖国」
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