...この保守的な智的生活の要求は自然に一個人のそれよりも強い...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...其處へ生垣の隙間から飼犬の飛び出したやうに、小便といふ言葉が不意に飛び出して來て、その保守的な、苟守的(こうあんてき)な既成概念の袖にむづと噛み着いたのだ...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...保守的なイギリスの勞働組合も(その大部分は疾くにインタナショナルと分離してはゐたが)...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...現代ならかなり保守的な女学者でも云いそうなことであるが...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...謂わば常に変らず保守的なものでなくてはならない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...旧来変らぬ保守的な永久法則の意味を有たされたわけであった...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...柳橋は餘程保守的なんですね...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...レーガー(Max Reger1873―1916)ドイツの保守的な作曲家...
野村胡堂 「楽聖物語」
...何しろ日本の旋律が編込んである音楽が保守的なミラノの人達の耳に馴染まなかったことも手伝って...
三浦環 「お蝶夫人」
...その反動保守的な編輯方針の中で...
宮本百合子 「合図の旗」
...立候補した婦人たちは保守的な男女の一票をとり逃すまいとしてどんなに「女はどこまでも女らしく」と強調しただろう...
宮本百合子 「「女らしさ」とは」
...保守的な宗教家として正統的なものの考えかたをしている老牧師の娘である女主人公が...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...作家の保守的なこのみからでなく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このような保守的な...
横光利一 「夜の靴」
...中国にはございませんな」「保守的な毛利家の方針が自(おのずか)ら現われている西方と...
吉川英治 「黒田如水」
...彼の温和で保守的な性格からいえば...
吉川英治 「三国志」
...洛陽の指令はいつでも保守的な安全主義ときまっておるのですからな」「ではなんと解しておるか」「やはり大都督たる父上自身が孔明に圧倒されて...
吉川英治 「三国志」
...外から見てもすぐそれと分るほど極めて保守的な階級色を持って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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