...食塩とトウガラシは既製品の辛子を保存するのに実際に役立つ...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...一度だしたものは宝物みたいに包んで大切に保存する...
田中英光 「さようなら」
...人間の生命を永遠に保存することだった」「えッ! 生命の保存?……それは...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...各自が完全に自己を保存するように努力さえしていれば結局はすべての他のものの保存に有利であるという場合がかなり多いような気がする...
寺田寅彦 「沓掛より」
...生きた歯を保存することも今より容易になり...
寺田寅彦 「自由画稿」
...それは――例えば主張として――飽くまで自らを保存する意志を常に有つのであり...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...「純文学の問題」と「共通感覚と常識」という相当古く書いた二項目を保存することにした...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そのものを保存する必要はないので...
中谷宇吉郎 「雪の化石2」
...一万何千枚を無傷に保存することは...
野村胡堂 「胡堂百話」
...金を保存する上に拂つた苦心に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...各々の部分は別個の分離した存在を保存する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...保存する者及び崇拜する者としての生ける者に...
三木清 「歴史哲學」
...あれはどうして保存するのでしょう」お登和嬢「あれは開いた鮎へ沢山な塩を当てて樽へ詰めて圧石(おし)を置いてちょうど沢庵漬のようにしておきます...
村井弦斎 「食道楽」
...己の命にはもう強ひて保存する程の価値がないからだ...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...我らの繁栄のこころよき思い出を保存するは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...保存するとともに...
柳田国男 「故郷七十年」
...古物保存にはなんのために保存するかの問題がある...
柳田国男 「雪国の春」
...北露漁業権をロシアのために保存するのにつとめたとか...
横光利一 「上海」
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