...偽っても話を引っかけるために、俗耳は必要だと思う人もいる...
...俗耳に傾くと、誤解や偏見が生まれることがある...
...俗耳を持ってしまうと、本当の情報を見逃してしまうかもしれない...
...真実を見つけるためには、俗耳を捨てる勇気が必要だ...
...質の高いニュースや情報を選ぶことで、俗耳の影響を受けずに生活することができる...
...もつと俗耳に入り易い言葉を用ゐれば...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...俗耳の聴く能はざる楽...
石川三四郎 「土民生活」
...しかしてほとんど俗耳を聳動(しょうどう)するがごとく明暢(めいちょう)に叫破したるは実にアダム・スミスその人にしてこの法則をば実行せしむるの作用を発明したるはゼームス・ワットその人なりといわざるべからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...俗耳に入り易い尤もらしささえ持っていればいいのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...当時俗耳に入り易(やす)かった題目をふりかざして...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...もっと俗耳(ぞくじ)に入り易(やす)い歌であった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...俗耳に溢(あふ)れたのであろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...俗耳(ぞくじ)は楽しませなくとも...
野村胡堂 「楽聖物語」
...時としては俗耳を驚かすことなきに非ざれども...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...フランス革命によって惹き起された英国特権階級の不安を最も適時にかつ俗耳に入り易い形で排除した点にある...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...蜀山人の著書「俗耳鼓吹」である...
三木貞一 「初代谷風梶之助」
...かつ俗耳に入りやすい議論ではありますが...
三好十郎 「猿の図」
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