...俎板をポンと渡すと...
泉鏡花 「婦系図」
...俎板(まないた)の上で暴れ廻る蝦を...
谷崎潤一郎 「細雪」
...むつかしやの隠居は小松菜(こまつな)の中から俎板(まないた)のにおいをかぎ出してつけ物の皿(さら)を拒絶する...
寺田寅彦 「試験管」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...そして俎(まないた)がわりに拾ってきた板のうえへ鉈で鰹節をかいてくれたが私は雑煮は今度のことにして餅を焼いてたべる...
中勘助 「島守」
...されど唐土(もろこし)にも寒国は八月雪降(ふる)事五雑俎(ござっそ)に見えたり...
中谷宇吉郎 「雪」
...俎下駄を捩(ねじ)る間際(まぎわ)には...
夏目漱石 「坑夫」
...清と云う下総(しもうさ)生れの頬(ほっ)ペタの赤い下女が俎(まないた)の上で糠味噌(ぬかみそ)から出し立ての細根大根(ほそねだいこん)を切っている...
夏目漱石 「琴のそら音」
...津田が手術台の上で俎(まないた)へ乗せられた魚のように...
夏目漱石 「明暗」
...そのつぎに来た時は新らしい桐の俎下駄(まないたげた)を穿(は)いて...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...その供物の眞ん中に据ゑた白木の大俎板(おほまないた)の上には...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...机の毀(こわ)れたのか何かを俎(まないた)にして...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...まだあとが……」困ったように小圓太は俎板のような顔を見上げた...
正岡容 「小説 圓朝」
...レールを俎(まないた)に...
松永延造 「ラ氏の笛」
...『五雑俎』等に多く見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...『酉陽雑俎』四に〈婆弥爛国西に山あり...
南方熊楠 「十二支考」
...弘前俎林(まないたばやし)の山林地が渋江氏に割与せられたのみである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...またぶらぶら流し元まで戻って来ると俎(まないた)を裏返してみたが急に彼は井戸傍(いどばた)の跳(は)ね釣瓶(つるべ)の下へ駆(か)け出(だ)した...
横光利一 「笑われた子」
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