例文・使い方一覧でみる「俎」の意味


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...板(まないた)の上で暴れ廻る蝦を...   俎板の上で暴れ廻る蝦をの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...大根を板(まないた)に載せまして...   大根を俎板に載せましての読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...上の鯉となりましょう...   俎上の鯉となりましょうの読み方
豊島与志雄 「無法者」

...けれども、その下駄は、足音の遠退(とおの)くに従って、すうと頭から抜け出して消えてしまった...   けれども、その俎下駄は、足音の遠退くに従って、すうと頭から抜け出して消えてしまったの読み方
夏目漱石 「それから」

...戀人まで疑の上(そじやう)に上せるやうになつたのは...   戀人まで疑の俎上に上せるやうになつたのはの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...橋(まないたばし)の大吉親分がやっきとなって調べていますよ」ガラッ八がつまらねえと片付ける事件に...   俎橋の大吉親分がやっきとなって調べていますよ」ガラッ八がつまらねえと片付ける事件にの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...時代の板の上で新しい議論の対照になるべき程の...   時代の俎板の上で新しい議論の対照になるべき程のの読み方
牧野信一 「浪曼的月評」

...板のようなぶ厚い顔へとりわけ今夜は寒というのにビッショリ汗を掻いていた...   俎板のようなぶ厚い顔へとりわけ今夜は寒というのにビッショリ汗を掻いていたの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...お前に留められちゃ」「お願いしますだから」「こっちがお願いするといってるじゃねえか最前(さっき)から」困って板面をしかめたが...   お前に留められちゃ」「お願いしますだから」「こっちがお願いするといってるじゃねえか最前から」困って俎板面をしかめたがの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...其の店に人間の筋肉よりも少し汚ない牛肉が大きな(まないた)の上にこて/\積上げてあることや...   其の店に人間の筋肉よりも少し汚ない牛肉が大きな俎の上にこて/\積上げてあることやの読み方
三島霜川 「解剖室」

...の上でしきりに何やら刻んでゐた...   俎の上でしきりに何やら刻んでゐたの読み方
水野仙子 「醉ひたる商人」

...『五雑』巻九に虎地に拠りて一たび吼ゆれば屋瓦皆震う...   『五雑俎』巻九に虎地に拠りて一たび吼ゆれば屋瓦皆震うの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...『酉陽雑』(蜈蚣(むかで)退治を承平元年と見てそれより六十八年前に死んだ唐の段成式著わす)三に...   『酉陽雑俎』退治を承平元年と見てそれより六十八年前に死んだ唐の段成式著わす)三にの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...愚俗これを信じて子孫を天師と崇(あが)めた(『五雑』八)...   愚俗これを信じて子孫を天師と崇めたの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...ただし『五雑』に明の名将威継光が数百の猴に鉄砲を打たせて倭寇(わこう)を殲(ほろぼ)したとか...   ただし『五雑俎』に明の名将威継光が数百の猴に鉄砲を打たせて倭寇を殲したとかの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...『五雑』に、景物悲歓何の常かこれあらん、ただ人のこれに処する如何というのみ、詩に曰く風雨晦(くら)し、鶏鳴いてやまずと、もとこれ極めて凄涼(せいりょう)の物事なるを、一たび点破を経れば、すなわち佳境と作(な)ると...   『五雑俎』に、景物悲歓何の常かこれあらん、ただ人のこれに処する如何というのみ、詩に曰く風雨晦し、鶏鳴いてやまずと、もとこれ極めて凄涼の物事なるを、一たび点破を経れば、すなわち佳境と作るとの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...それをテンパンから板(まないた)の上へ取出し裏返しておいて紙を剥(は)がして...   それをテンパンから俎板の上へ取出し裏返しておいて紙を剥がしての読み方
村井弦斎 「食道楽」

...(まないた)に乗せた魚を逃がしたように舌打ちして...   俎に乗せた魚を逃がしたように舌打ちしての読み方
吉川英治 「江戸三国志」

「俎」の読みかた

「俎」の書き方・書き順

いろんなフォントで「俎」

「俎」の英語の意味

「なんとか俎」の一覧  


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一般医   海洋神   立木  

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