...」俊助はこう冷評(ひやか)しながら...
芥川龍之介 「路上」
...俊助はわずか十分ばかりの間に...
芥川龍之介 「路上」
...島村俊明氏その他当時知名の彫刻家や...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...「幼より俊敏にして工才に長けたり」とあるくらゐだが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...俊子の話を概略するとこうだった――昨日の朝...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...それは彼の俊敏な五官の一つに響いて来たものの音...
中里介山 「大菩薩峠」
...俊ちゃんの背に掛けてやった...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...相談役戸塚静海 執刀大槻俊斎 監察竹内玄洞 施薬林 洞海 助手三宅良斎 同そこで玄朴が言うには...
久生十蘭 「玉取物語」
...経俊 (傍白)「この女...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...この機会に私は『文学界』の以前の及び現在の編輯者(へんしゅうしゃ)、式場俊三、内田克己、庄野誠一の三君に特に謝意を表しなければならぬ...
三木清 「人生論ノート」
...友吉も礼を返す)……そいで妹さんの眼の方は?友吉 俊子ですか? ありがとう存じます...
三好十郎 「その人を知らず」
...六波羅兵に取り囲まれて行く日野俊基の乗物を...
吉川英治 「私本太平記」
...俊基はうれしかった...
吉川英治 「私本太平記」
...俊基の胸をついて来た...
吉川英治 「私本太平記」
...“古今六帖”のうちに」と、俊基は微吟する、河内野や片敷山(かたしくやま)の片山にゆきか花かと波ぞよせくる「……ごぞんじか」「いえ、文事はとんと」「むりもない、由来、武門のお家柄だ」「ところが、ここ数代のわが家は、本来の面目を次第に失って、あらぬ家職に変ってまいりました...
吉川英治 「私本太平記」
...――しかし俊基が形見の品はいまなお高氏の手もとにあった...
吉川英治 「私本太平記」
...また、三木俊連は、陣借(じんがり)の身分なので、同族の行俊、貞俊ら以下、手飼いの郎党小者ばかり二百余人の小勢で、かねて調べておいた“田鍋谷”へ分け入って行った...
吉川英治 「私本太平記」
...混江龍(こんこうりゅう)とあだ名のある李俊(りしゅん)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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