...何でも奇俊(きしゅん)王家郎(おうかろう)と称されたと云うから...
芥川龍之介 「奇遇」
...それにしては「石本俊吉」といふ立派な紳士の樣な名が...
石川啄木 「雲は天才である」
...發矢(はつし)と許り俊吉の肩先を打つた...
石川啄木 「雲は天才である」
...お俊(しゅん)のさわりはます/\好い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...若くて俊敏な笹野新三郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...奥医者並大槻俊斎と戸塚静海を遣わして蘭方の診断させた...
久生十蘭 「玉取物語」
...「中学生」の俊次...
火野葦平 「花と龍」
...「おやッ」と、俊次が呟いた...
火野葦平 「花と龍」
...ただし俊秀の子女は...
福沢諭吉 「京都学校の記」
...」と俊男は眉(まゆ)の間に幾筋(いくすぢ)となく皺(しわ)を寄せて舌打(したうち)する...
三島霜川 「青い顏」
...俊子 だってそんな事いったって...
三好十郎 「その人を知らず」
...俊が二十一歳の時である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...寛政三年に玄俊が京都車屋町に住んでゐた処へ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...字を俊卿(しゅんけい)また子邦(しほう)といい...
森鴎外 「渋江抽斎」
...俊基(としもと)関東下向(げこう)のくだりを聞いたのだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...どんなに俊才だの人物だのと云われたって...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...与黒竜江省督軍呉俊陞夫人李氏...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...日野俊基のあっせんで...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索