...差料(さしりょう)は長谷部則長(はせべのりなが)の刀に来国俊(らいくにとし)の脇差(わきざ)しであった...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...その間(あいだ)も俊助(しゅんすけ)に逃げられまいと思ったのか...
芥川龍之介 「路上」
...」俊助はとうとう我(が)を折って...
芥川龍之介 「路上」
...俊助は当然なるべきこの表情を妙にもの珍しく感じながら...
芥川龍之介 「路上」
...俊助は苦笑(くしょう)を漏(もら)したまま...
芥川龍之介 「路上」
...俊助にはこの絢爛(けんらん)たる文句の中に...
芥川龍之介 「路上」
...畏友朱雲から千古の名文によつて紹介された石本俊吉君に...
石川啄木 「雲は天才である」
...本間俊平氏の講演を聴く喜びにあつたが...
種田山頭火 「行乞記」
...佐々木俊一のクサリ「明るい日曜日」と...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...父の歌など成城町の私の家の近くに英文学者秋元俊吉氏が住んでいるが...
柳田国男 「故郷七十年」
...村民の訴えで知った俊基は...
吉川英治 「私本太平記」
...禍いを絶っておくか」俊基の同意に...
吉川英治 「私本太平記」
...俊基は土倉を出て...
吉川英治 「私本太平記」
...するとほどなく、主(あるじ)の諏訪入道真性のせがれ三郎盛高がやって来て、錠ノ口を開かせ、内の俊基へ、「――弁ノ殿、こうお出でください...
吉川英治 「私本太平記」
...――で一(ひ)ト年(とせ)、日野俊基が、山伏姿となって、この島へ忍び渡って来たときも、日満の手びきではあるが、密(ひそ)かに、両者は一ト夜を語り合って別れている...
吉川英治 「私本太平記」
...中院ノ雑掌(ざっしょう)俊秀と天見(あまみ)ノ五郎常政を連れ...
吉川英治 「私本太平記」
...俊寛僧都(しゅんかんそうず)と一しょに...
吉川英治 「随筆 新平家」
...時勢の新人で、俊才で、未来の老中をもって嘱目(しょくもく)されていた...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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