...彼女は俄然勉強に打ち込んでいる...
...この映画は俄然面白かった...
...彼のビジネスの方針には、俄然賛同できるものがある...
...俄然彼のファンになった...
...彼は俄然取り掛かって、すぐに仕事を完成させた...
...俄然として彼の從前の生活の愚かさが...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...乗組員全部は、只今から警戒配置につけ」南下中の掃海船サンキス号は、俄然緊張した...
海野十三 「地球発狂事件」
...俄然(がぜん)一座を大きく刺激(しげき)したようであった...
海野十三 「諜報中継局」
...俄然(がぜん)馬のように長い顔に歪(ゆが)められはしまいか...
海野十三 「蠅」
...俄然(がぜん)五匹に殖えている...
海野十三 「蠅」
...俄然(がぜん)元気を恢復して...
海野十三 「発明小僧」
...俄然(がぜん)として...
中里介山 「大菩薩峠」
...この俄然として驚くべき発見というのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...俄然(がぜん)として不公平な感覚と変性(へんせい)しなければならない...
夏目漱石 「学者と名誉」
...俄然(がぜん)として半鐘(はんしょう)の音を聞くとすると...
夏目漱石 「行人」
...ここ八九年の間隔をおいて自分のレコオド熱は俄然復活して來た...
南部修太郎 「日曜日から日曜日まで」
...俄然変ったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...俄然戦時体制に入ったような凛烈果敢な風貌になった...
久生十蘭 「魔都」
...明治の代に移って俄然(がぜん)として一変してしまった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...俄然として醒(さ)まされる...
吉川英治 「剣難女難」
...城中の玄徳は、「さてこそ、許都の援軍が徐州の境まで着いたと見ゆる」と察して、孫乾(そんけん)、糜竺(びじく)、糜芳(びほう)らを城内にのこし、自身は関羽、張飛の両翼を従えて今までの消極的な守勢から攻勢に転じ、俄然、凸形(とつけい)に陣容をそなえ直した...
吉川英治 「三国志」
...大した器量人だ」「わしもきのうお目にかかってきたが、実に偉(えら)ぶらないお方で、旧知のごとくもてなして下すった」「四海の騒乱(そうらん)も、あの方が出たからには、これで治まるだろう」ひと月前までは、(おくび)にも出なかったことばを、俄然、信念化して、賞(ほ)め称(たた)える言葉をさがし合った...
吉川英治 「新書太閤記」
...すると京都の市内は、俄然、「最後の審判の日」のような混乱に陥った...
和辻哲郎 「鎖国」
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