例文・使い方一覧でみる「俄かに」の意味


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...殿さまといふ人二人までに思はれる程の手古奈はさすがに氣位の高きものと俄かに心から敬ひの念を起して...   殿さまといふ人二人までに思はれる程の手古奈はさすがに氣位の高きものと俄かに心から敬ひの念を起しての読み方
伊藤左千夫 「古代之少女」

...また俄かに気の毒の感の為めにくだらない妥協をする幼稚な癖があるのです...   また俄かに気の毒の感の為めにくだらない妥協をする幼稚な癖があるのですの読み方
伊藤野枝 「S先生に」

...俄かに赤い血がかッとのぼってきた...   俄かに赤い血がかッとのぼってきたの読み方
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」

...不思議な殺人事件として警視庁内は俄かに緊張した...   不思議な殺人事件として警視庁内は俄かに緊張したの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」

...俄かに公卿から海から獲れた珍しい物を贈ってきた...   俄かに公卿から海から獲れた珍しい物を贈ってきたの読み方
田中貢太郎 「続黄梁」

...』俄かに平公は不安心になつて來た...   』俄かに平公は不安心になつて來たの読み方
田山花袋 「歸國」

...中之町の通りは俄かに方角の替りしやうに思はれて...   中之町の通りは俄かに方角の替りしやうに思はれての読み方
樋口一葉 「たけくらべ」

...部屋部屋は俄かに活気づく...   部屋部屋は俄かに活気づくの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...これまでは懶(ものう)くばかり観じていた世の中が俄かに面白くなり...   これまでは懶くばかり観じていた世の中が俄かに面白くなりの読み方
久生十蘭 「湖畔」

...ひるすぎから俄かに僕たちがやり出したんだ...   ひるすぎから俄かに僕たちがやり出したんだの読み方
宮沢賢治 「風野又三郎」

...俄かに腹立たしさが込み上げて来た...   俄かに腹立たしさが込み上げて来たの読み方
横光利一 「旅愁」

...人夫達の足が俄かに早くなつた...   人夫達の足が俄かに早くなつたの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...三年前に俄かに出来たその湖水は...   三年前に俄かに出来たその湖水はの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...この船の俄かにぢつと靜まつたのと好い對照であつた...   この船の俄かにぢつと靜まつたのと好い對照であつたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...答えると相手は俄かに嗜眠(しみん)状態の神経をゆりさまして...   答えると相手は俄かに嗜眠状態の神経をゆりさましての読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...俄かに冷たい風が吹きつのって来た...   俄かに冷たい風が吹きつのって来たの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...こんがらの太刀は俄かに鋭くなったが...   こんがらの太刀は俄かに鋭くなったがの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...俄かに気色を持ち直して...   俄かに気色を持ち直しての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「俄かに」の書き方・書き順

いろんなフォントで「俄かに」


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