...使って見ると便利なばかりでなく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ふもと村とのあいだの通信にはたいへん便利なやりかたです...
海野十三 「怪塔王」
...生活は科学の恩恵(おんけい)によって目まぐるしいまでに便利なものとなり...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...便利な空間から敵を撃退する...
海野十三 「遊星植民説」
...こんな便利なたべものを...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...またその運搬に比較的便利なるとをもつて重宝がられ...
太宰治 「津軽」
...しかし原詩の十行あるいは三十行ごとに掲げた摘要は便利なものである...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...襲撃に便利な穴を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...特に私には日常のすべてに於て女といふものゝ便利なことをつく/″\と感ぜしめた...
長塚節 「隣室の客」
...安穏にこの世を渡るは大なる便利ならずや...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...己(おの)が意に適せずして局部に不便利なるを発見し...
福沢諭吉 「徳育如何」
...自分の家へ帰るにはその方が便利な郊外電車に乗り換えるために...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...邸宅は広くて便利な造りで...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...直接日常生活に關係のあるものだけでも知り置くことの便利なるは言ふ迄もない...
松村任三 「大植物圖鑑」
...何が最も便利な方法であるかを発見し選択することができず躊躇当惑を感ずる時は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...郊外に暗い処が多いこと――警察の取締が行届きかねる事――又は東京市の中心に到る電車の距離が長いため誘惑に便利な事――なぞいろいろの原因がある...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...軍陣において、それ/″\において、便利なる事...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...ツイ便利な銀座へ毎日のように行き...
蘭郁二郎 「孤独」
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