...それに便乗して土匪が数百家を荒し尽したが北城は何の事もなかった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...それに便乗して行ったがいいだろうといって呉れた...
海野十三 「地球発狂事件」
...小さな帆船(はんせん)に便乗して...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...それに便乗して街へ出る...
種田山頭火 「其中日記」
...変わったゲームに便乗して...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...私が便乗してきた第二小樽丸で開始された...
久生十蘭 「海豹島」
...こういう風説に便乗して...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...先月から敵産管理法に便乗して...
久生十蘭 「ノア」
...今こそかれの操る舟に便乗して不安もなく...
牧野信一 「浪曼的月評」
...都を遠く離れて漁師の舟に便乗して波とばかり闘つてゐる如き月日をおくり...
牧野信一 「浪曼的時評」
...民主主義者が提唱する人民的な民族主義に便乗して「日本を再建するために」云々と...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...その水夫長の世話でこの船へ便乗して...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...誰か身寄りの者でもそれへ便乗して来るのか」「いいえ...
吉川英治 「三国志」
...その船に便乗して都からきた許攸(きょゆう)が...
吉川英治 「三国志」
...四国屋の船に便乗して帰れというなあ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...便乗しているのに...
吉川英治 「松のや露八」
...品川湾から幕府の軍艦に便乗して...
吉川英治 「松のや露八」
...ロウロサ自身はスペイン船に便乗して故国へ帰りたがったほどであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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