「侮り」の意味
軽蔑すること
小説での「侮り」の使い方
...『露団々』は露伴の作才の侮りがたいのを認めしめたが...
内田魯庵 「露伴の出世咄」
...氷雪を侮りし彼も今は狹き船室に捕はれて波のまにまにゆらるゝなり和譯P.1191.失業の除去乃至減少は我が祖國にとつて最大の意義を持つ問題である...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...むだな侮りを受けたくないのである...
太宰治 「道化の華」
...決して侮り難いものであることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...盲目(めくら)の小坊主ながら侮り難きものと見えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...そちたちが心を揃(そろ)えて助力をしてくりゃるならば、飛騨を取ることは何の雑作もないことじゃ、甲州を定むるのは、その後でよろしい」弱冠なる貴公子が取って動かない気象のほど、侮り難いと見て、相良(さがら)総蔵が代って答えました、「仰せではございますが、われわれの今の目的は、関東を主と致します、飛騨の方面まで手の届きかねる実際は、御逗留の上、したしく御覧あそばせばおわかりになると存じまする」「うむ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ことに勤王の連中にとっては全く苦手だ、幕府を怖れず、会津を侮り、彦根を軽蔑する志士豪傑も、近藤の新撰組にばかりは一目も二目も置いて怖がるから笑止千万だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...なかなか侮り難いものでな...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼のやうに絶対の要求の強い人はそれを二次的のことと侮り易い...
中原中也 「高橋新吉論」
...かくすれば侮りをうけずにすむことが出来る...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...何人からも絶えて侮りを受けるやうなことがなかつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...諦めないといふことも斯くては侮り難い...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...薬と侮りとは凡そ似てゐないがその作用は相類してゐないでもない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...決して侮りがたいものをもっているであろうと思える...
宮本百合子 「おのずから低きに」
...受けた侮りをいつまでも覚えていないだけでもしあわせである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)彼らは快楽を侮りつつも苦痛において弱く...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これを侮りこれに抵抗することによって征服した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...仏僧の勢力は中々侮り難いから...
和辻哲郎 「鎖国」
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