...又輿論の存在に価する理由は唯輿論を蹂躙する興味を与へることばかりである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...だが彼等のこの興味をあまり高く評価することは要心する必要があるだろう...
戸坂潤 「現代科学教育論」
...初等数学や実用数学の価値を評価すること高く...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...この幸福に価する人々は...
ボードレール 富永太郎訳 「人工天国」
...またこんな気障(きざ)な言葉に価するほど俺の日々は安価でもない...
豊島与志雄 「過渡人」
...彼女はこの人生で注意に価するものは...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...七百億ドルに価すると云われているが...
直木三十五 「大阪を歩く」
...今までの中での最大驚異に価する...
中里介山 「大菩薩峠」
...自慢に価するものではないかと思っている...
野村胡堂 「胡堂百話」
...その位この歌の値打ちを私は高く評価するものである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...作家若しくは批評家が文学作品を評価する基準は...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...明治開化以来の愛読に価する講談落語の本格速記の伝統は...
正岡容 「我が圓朝研究」
...更に注意に価することである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...包装のまんま評価するのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その戦慄に価する実行力が...
夢野久作 「近世快人伝」
...その生産に必要な労働の分量によって評価するならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...ことに女の体の清らかな美しさを遺憾なく発揮した所は嘆賞に価する...
和辻哲郎 「院展遠望」
...敵に取ったということは尊敬に価する証拠であるというにあるであろう...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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