...然しそれ等が成功に価する唯一の芸術品である...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」
...私などは先生のような大人物を評価するなど思いも及ばぬことであるが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...之は自他を公正卒直に評価する風習に貢献するだろう...
戸坂潤 「読書法」
...語られ聞かれるに価する唯一のものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自己を幸福と評価する事だけは忘れなかった...
夏目漱石 「門」
...事もなげに軽侮の口調をもって吾輩を評価する癖があるははなはだよくない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...人びとがわたしのこんな謙虚さをほめるに価するものと考えてくれることさえ願っていました...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...あの子があなたに払おうとした犠牲を評価することを知らなかったんですからねえ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...エッゲおよび全装置の働きを十分に評価することがおできになるでしょうね?」将校は梯子の上に飛びのって...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...作家若しくは批評家が文学作品を評価する基準は...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...その面白さ讚嘆に価するわい...
牧野信一 「馬上の春」
...叱咤に価する小心があるわけでもなしに絶対に感興が伴はない悲しみだつた...
牧野信一 「円卓子での話」
...その結果は著しく吾々の注意に価するものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これは注意に価するように思われる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...論議に価する綱領を示した...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...この人間性の覚醒と行動の抑制との相剋があらゆる方面にあらわれていたルネッサンス時代に、インドにおける植民地の拡大と、その結果、より速い資本主義社会への足なみをもったイギリスで、シェクスピアの豊富な才能が、思いをこめてじっと動かず微笑するレオナルドの女性を解放し、ヴァレンタインの一夜、アテナの二人の貴女を郊外の森へ駈け落ちさせたことは、注目に価する...
宮本百合子 「現代の主題」
...わたしがそれに価するからというのではなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その推量をあまりにも高く評価することである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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