...彼の健康を評価する七つの条件を示していた...
海野十三 「断層顔」
...私などは先生のような大人物を評価するなど思いも及ばぬことであるが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...この相違は注意に価する...
豊島与志雄 「怪異に嫌わる」
...巨人のかかる快活は力説するの労に価するものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あの子があなたに払おうとした犠牲を評価することを知らなかったんですからねえ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ほんとうに感嘆に価するものがある...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ロシヤでもせい/″\十二三年来)新しく勃興したマルクス主義文学――意識的プロレタリア文学の作品を如何に評価するかといふ非常に限られた問題だつたのである...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...対大衆的効果を評価するのであるとすれば...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...叱咤に価する小心があるわけでもなしに絶対に感興が伴はない悲しみだつた...
牧野信一 「円卓子での話」
...死亡率は以前に蒐集された記録簿のいずれにおけるよりも低いことは注意に価する...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...何らのひどい非難や処罰に価するものではないと思われるのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...崇拝に価する――そういう婦人たちのだれかに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...一層謙遜に評価するようになるのも興味あることだと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...正直に各作家を評価することが出来るだろうと思います...
三好十郎 「恐怖の季節」
...ましてほのかにでも顔を見れば多大な慰めを感じるに価する妹ではないか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その推量をあまりにも高く評価することである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...東京人の堕落時代が如何に戦慄に価するかを証明する力が薄くなるからそのまま掲げた...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...優れた人物と自任する彼女がなお仰ぎ見るに価する人格である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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