...依頼心を持って友達に頼み事をする...
...依頼心に訴えかけて経営改善を促す...
...依頼心が強い人は仕事の責務感も強い...
...依頼心がなければ、人からの援助も受けにくい...
...依頼心があると、自分だけで抱え込まずに周りの人を頼れる...
...最後には生家の方からどうにかしてくれるものといふ依頼心が無意識に潜んでゐたのでありませう...
石川三四郎 「浪」
...わしはお前に依頼心を起して貰いたくないのじゃ...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...そんな人の予定を狂はし迷惑かけるやうな依頼心を起すのは道徳的ではないと...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...昔の女のように依頼心を持っていては駄目だ...
田山花袋 「蒲団」
...そこで私は急に依頼心が消え...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...そういう期待依頼心同類感を絶した処には...
戸坂潤 「学界の純粋支持者として」
...前人のすでに功を成したその余沢にありつこうなどの依頼心はないにきまっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうかしてくれるんだろうと云う依頼心が妙に潜(ひそ)んでいたんだろう...
夏目漱石 「坑夫」
...婦人の卑屈なる依頼心...
福田英子 「妾の半生涯」
...その上私は彼女に安らかな依頼心が起きて...
牧野信一 「鱗雲」
...若しもの時は後事よろしくお頼み申し候 尚私所有の遺物は大部分栄二へ御譲り下され度願上候父上は当分帰宅なき様子にて決して依頼心を起すことなく御身も自活の道を講ぜられ度願上候若し無事帰宅せば私も御身の滞在中その地へ参り種々心残りのこと伝へ置きたく思ひ居り候八月十日夜認む母より信一殿御許へ読み終ると彼は...
牧野信一 「スプリングコート」
...この人の悪い依頼心をなくすことに役に立つだらうと思ふのよ...
牧野信一 「断唱」
...依頼心さへなくなれば自分の仕事が出来る人なのよ...
牧野信一 「断唱」
...何となし先生に対して依頼心のつよい...
宮本百合子 「生きるための協力者」
...依頼心がつよいから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それは善意の場合でも依頼心のつよさとなって今度のように現れ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...依頼心をそそられ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...依頼心というでもなく...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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