...私を待ち侘び顔だった...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...情なき人を恨み侘びて樣を變へんと思ひ決(さだ)めつゝ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...その都会の侘びしい旅雁(りょがん)の列に身を投じ...
太宰治 「愛と美について」
...自分の侘び住居へ帰ってきながら...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...この同じ「侘び」は芭蕉にもあり...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...侘びが生活の中から泌(にじ)み出し...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...なおこの「侘び」について...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...芭蕉の俳句にも「侘び」がある...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...一層人間生活の中に直接実感した侘びであり...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...「侘び」とは蕪村の詩境において...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...三馬は本石町四丁目新道の家で参考書も不自由な物侘びしい中でこれを書き上げたのである...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...待ち侘びて道へ立つてゐると軽そうな荷車を引いた義父の提灯が見へるすると私は犬のやうに走つて車を押してゐる母へすがりついた...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...ひたすら計画の熟するのを待ち侘びていた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...待侘びて独りで焦(じ)れていると...
二葉亭四迷 「平凡」
...かえってへんな佗びしさをつのらせました……)――そんな侘びしさがこの六月の高原にはまるで無いことが何よりも僕は好きです...
堀辰雄 「美しい村」
...こんな色道は枯れ侘びてなお余燈に対(むか)うようで...
室生犀星 「庭をつくる人」
...その後は、侘びられつつも、華雲殿このかた、拝面の機もめぐまれず、遺憾しごく...
吉川英治 「私本太平記」
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