...棺側に侍するものに内相バロツシユあり...
芥川龍之介 「骨董羹」
...宴席に侍するもの...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ただ食卓に侍するために)修道院をさして庵室の囲いの外へ出た時...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...自然普通の人に侍するとは感情が違つて居たかも知れぬ...
長塚節 「開業醫」
...燕寝(えんしん)に侍する女御(にょご)...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...全部の中から十幾人だけが尼姿で侍することになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あの方の後宮に侍することができれば女として幸福至極だろうとは思いますが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...瑤津院の木位に侍することとなつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...表医者の名を以て信順(のぶゆき)の側(かたわら)に侍することになったのである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...この時保と脩とは再び東京にあって母の膝下(しっか)に侍することを得たが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...病牀に侍するエリスを見て...
森鴎外 「舞姫」
...余ははじめて病牀(びょうしょう)に侍するエリスを見て...
森鴎外 「舞姫」
...余は始めて病牀に侍するエリスを見て...
森鴎外 「舞姫」
...いたるところでわたしに侍する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...妓某は常に高尾氏の家の宴席にも侍する女であるらしい...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...佐々木道誉が帝に奉侍するさまは...
吉川英治 「私本太平記」
...しかるに孔子に侍するものの顔ぶれは(一)と(三)とが類似し...
和辻哲郎 「孔子」
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