...例外として、「奉教人(ほうけうにん)の死」と「きりしとほろ上人(しやうにん)伝」とがその中に這入(はい)る...
芥川龍之介 「風変りな作品に就いて」
...例外として観察す可きものなり...
高木敏雄 「比較神話学」
...私は社会の例外として存在してゐるのです...
種田山頭火 「其中日記」
...仮に例外として、無担保で貸しつけると云った処で、土地も家もない、貧農が地方銀行の窓口へ行ったとして相手にされるだろうか...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...尤も例外として、例えば石原純博士や仁科芳雄博士やの論述体を忘れてはならぬが、自然科学の論文に於ては、譬喩やウィットはどうでもいいもので、却って邪魔になるとさえ考えられるかも知れないが、併しファンタジーのない処には何等の研究精神もないということも本当であって、例えば譬喩というような「文学的」な素質が、自然科学に於ても側面的ではあるが、併し案外大きな役割を果していることは注目に値いする...
戸坂潤 「思想としての文学」
...例外として、現代作家のものがいくつかあるが、この点到底春陽堂や改造の諸文庫の比ではない...
戸坂潤 「読書法」
...例外として取られたそれらの手段は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...非常な例外としては浴場や...
豊田三郎 「リラの手紙」
...これらは初学者の学びやすきものに非(あらざ)れば例外として言はず...
永井荷風 「小説作法」
...稀れな例外としては...
中谷宇吉郎 「兎の耳」
...何か特別の例外として...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...家屋は(都会には例外として六...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...そういう苦痛におちいることが最大の幸福に転ずるとか・何か医薬的効果をもつとか・いう場合だけは例外としている)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...例外として三軒分とか四軒分とか広く間口をとったのが...
柳田国男 「故郷七十年」
...こんなのは例外として...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...破天荒(はてんこう)な例外として...
吉川英治 「新書太閤記」
...永住のための移動は種族が拡大する際の大掛かりな植民運動を例外として比較的稀だった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...対馬(つしま)の地方官は例外として在京官吏に等しき禄をももらう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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