...二人は遠く離れて睨み合っていても天下の英雄は使君と操とのみと互いに相許していたに違いない...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...殆んど天下の英雄は使君(しくん)と操とのみの意気込であった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...湖の東方を横斷せる堤が千代の堤(使君堤)...
大町桂月 「白河の七日」
...広異記(こういき)に封使君のことがあるじゃないか」杜陽は後に舅が没(な)くなったのでその事業を引受けてやったが...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...ナオ恐ル児孫ノ使君ヲ忘ルルヲ...
中里介山 「大菩薩峠」
...天下の英雄、使君、われといったような得意ぶりを御覧なさい...
中里介山 「大菩薩峠」
...去年正月伴(つ)れて行つた小使君は...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...使君五馬経瑤浦...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「戦場の劉使君(りゅうしくん)より火急の事あって...
吉川英治 「三国志」
...ふかく民心の中に根をもっている玄徳の信望に、曹操はふと妬(ねた)みに似たものを覚えながら、面には莞爾(かんじ)と笑みをたたえながら、「劉使君...
吉川英治 「三国志」
...「劉使君(りゅうしくん)...
吉川英治 「三国志」
...劉使君...
吉川英治 「三国志」
...ついに生命を失っても使君(しくん)(玄徳のこと)をお恨みはいたしません」と...
吉川英治 「三国志」
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