...従ってこの種のモルトは彼らの事業所では使われていない...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...スリラアという言葉は常に必ずしもトムスンのようには使われていない...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...その頃栃の材を彫刻に使うことが流行(はや)りましたが今日では余り使われていないようです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...この頃ではほとんど使われていないらしい...
谷譲次 「踊る地平線」
...今は使われていない靴造りの腰掛台(ベンチ)と道具箱とが...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...このような方法はしかし現在の映画ではあまり使われていない...
寺田寅彦 「映画芸術」
...しかし昔の漢籍の中にも大衆という文字が使われていないこともないが...
中里介山 「余は大衆作家にあらず」
...昔からあまり使われていないが...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...他の節では必ずしも促音は使われていない...
信時潔 「歌詞とその曲」
...絵の具はしばらく使われていないようだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...見たところ何世紀も使われていないようだし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...娯楽は他の仕方における生活として我々の平生使われていない器官や能力を働かせることによって教養となることができる...
三木清 「人生論ノート」
...一点の色も使われていない...
山本周五郎 「おれの女房」
...トリックとかいう意味にしか使われていない一種の廃語同様の言葉だそうです...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...人妻へ横恋慕の手紙の代筆をするぐらいにしか使われていないが...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...華々しく引立てさせる道具立ての役割にしか使われていないのだ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...敗ける道具にしか使われていないからである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...などという言葉は下町でも今は余り使われていないのではあるまいか...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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