...四万円として使える...
梅崎春生 「幻化」
...アトリエとして充分に使える...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...――水を使えるだけ使う...
種田山頭火 「水〔扉の言葉〕」
...こりゃ使えるかも知れんぞ! というわけ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...古代的範疇を現代的カテゴリーにまで翻訳しないでそのまま使えると思っている処にあるのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...よく使えると見えるが」「いいえ...
直木三十五 「南国太平記」
...結構使えるのだからと...
中島敦 「斗南先生」
...風呂がいつでも使えることであった...
中谷宇吉郎 「温泉2」
...ざあざあと湯をふんだんに使える...
中谷宇吉郎 「温泉2」
...それにしても妻によくこんな気のきいた言葉が使えると思って...
夏目漱石 「手紙」
...使える身体(からだ)は目に見えぬ縄で縛(しば)られて動きのとれぬほどの苦しみはない...
夏目漱石 「倫敦塔」
...君は諜報部の全資源が使える」ムーアは身震いした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...使える以上の金を持っているのに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...ロンドンに使えるのが一台もないからだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...わたしの後から来る者が幾分なりとも楽にそれを使えるようにしておく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...愛酒家の言葉……これが映画の中へ持って行って生かして使えるとなれば...
山中貞雄 「気まま者の日記」
...「おれは彼は使えると思った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...将来も使えるいい大将だ...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??