...機関士が思いのままに使える蒸気を機関助士につくる技倆(ぎりょう)がなかったり...
上田広 「指導物語」
...三根夫はなかなか使えるじゃありませんか...
海野十三 「怪星ガン」
...遅まきながら万端の用意にかかれば夕方までにはこの大使館の始末機関はすぐ使えるようになるだろう...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...脱臼の整復その他の手術に使えるように...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...一挺がいつでも使えるようになると...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...それで中身が使えるとは一挙両得だ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...使える...
太宰治 「グッド・バイ」
...上手(じょうず)に使える奴のところへは出て来ないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...相当に教え込んでも使えるだろうから...
中里介山 「大菩薩峠」
...頭だけはもう使えるなと云う自信の出たのは大吐血以後この時が始(はじめ)てであった...
夏目漱石 「思い出す事など」
...離別か別居を除いて療治という言葉はたやすく使えるものでもないのにと津田は考えた...
夏目漱石 「明暗」
...それと同時にちょっと大工の手斧ぐらいは使える...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...りっぱに飾った説教壇が使えるのだから...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ほとんど自由に使える訳文を投げることには多少の意味があるでしょう...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「羊飼いハイタ」
...それゃ便利に使えるんです...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...使えるに賭けます...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...乱視、近視の度のついたものはないのでかけずにいましたが国男さんの話ではレンズだけあって眼鏡の上にとりつけるのがあるそうですからそれならば、今でも例えばこういう白い紙をみてまくまくする時、使えるわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あのくらい使える人はそう多くはないでしょう...
山本周五郎 「風流太平記」
便利!手書き漢字入力検索