...それというのが彼等はみな抜群の使い手で...
中里介山 「大菩薩峠」
...千葉の高弟で手は利(き)いていたはずだが」「佐々木も速見も聞ゆる使い手じゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一人一人がみんなそれぞれ日本で指折りの使い手なんですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...藩中にも敵がないといわれた邪剣の使い手...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...「これくらいの使い手は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...川波勝弥と林彦三郎は抜群の使い手で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...斬られてみるか」赤木屋の南部藩の田中久太夫は使い手だということは知っていたが...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...久太夫ほどの使い手が...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...使い手だって事は本官が……」ノラが笑いながら銃を床に無造作に投げた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...俺たち以上の使い手はおらん...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...操り人形の使い手だと思うとたまらん...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...会津に上手な使い手があって...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...太刀の使い手らしいから用心せよと皆に注意した...
室生犀星 「野に臥す者」
...作り手や使い手の務めであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...すばらしい槍(やり)の使い手...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ともにこれも方天戟の使い手であり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...有名な使い手だけあって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...人形の左手は他の使い手に委せなくてはならぬ...
和辻哲郎 「文楽座の人形芝居」
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