...塾の(小使)と云う壮佼(わかいもの)はどんなであろう...
泉鏡花 「婦系図」
...細面(ほそおもて)の壮佼(わかもの)で...
泉鏡花 「婦系図」
...がッしりした壮佼(わかもの)が二人...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...金太(きんた)と云う釣好(つりずき)の壮佼(わかいしゅ)があった...
田中貢太郎 「おいてけ堀」
...それは宇津江(うづえ)帰りらしい村の壮佼(わかいしゅ)であった...
田中貢太郎 「阿芳の怨霊」
...普請役場の小厮(こもの)に使っている武次(たけじ)と云う壮佼(わかいしゅ)であった...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...壮佼(わかいしゅ)...
田中貢太郎 「牡蠣船」
...私(あし)の話を聞いてもらいたい」背のずんぐりした角顔の壮佼(わかいしゅ)の顔があった...
田中貢太郎 「蟹の怪」
...一人は紺の腹掛(はらがけ)に半纏(はんてん)を着て突っかけ草履(ぞうり)の大工とでも云うような壮佼(わかいしゅ)であった...
田中貢太郎 「春心」
...今の壮佼(わかいしゅ)か」広巳は冗漫(むだ)な口を利きたくなかった...
田中貢太郎 「春心」
...壮佼(わかいしゅ)...
田中貢太郎 「春心」
...ここの家で育っていた壮佼(わかいしゅ)とできあって...
田中貢太郎 「鼓の音」
...其の比は故郷へ隠退して附近の壮佼(わかもの)に角力の手ほどきをしてやっていた...
田中貢太郎 「魔王物語」
...後を其の壮佼達に頼んで置いて己(じぶん)は別室へ往って寝た...
田中貢太郎 「魔王物語」
...壮佼達は皆逃げて畳の上が二尺四方位薄く焦げていた...
田中貢太郎 「魔王物語」
...其処の女郎屋の壮佼(わかいしゅ)であった...
田中貢太郎 「幽霊の衣裳」
...車屋の壮佼(わかいしゅ)とでも云えそうなふうつきであった...
田中貢太郎 「雪の夜の怪」
...やっぱり車屋の壮佼(わかいしゅ)であった...
田中貢太郎 「雪の夜の怪」
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