...彼は小説コンテストで佳作を受賞した...
...この絵は佳作とは言えないが、がんばれば上達するでしょう...
...今年のカレンダーに採用された絵の中に、あなたが描いた佳作がありますよ...
...彼女は佳作の詩を書くのが得意です...
...ギターコンテストで、彼が演奏した曲は佳作に選ばれた...
...問 君はその詩を佳作なりと做(な)すや?答 予は必しも悪作なりと做さず...
芥川龍之介 「河童」
...その失敗を工夫して生かし思わぬ佳作が出来上ることがある...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...このひとの最近の佳作だかなんだかと言われている文章の一行を読んで実に不可解であった...
太宰治 「如是我聞」
...駄作千句よりも佳作一句だ...
種田山頭火 「行乞記」
...ポリドールにブライロフスキーの佳作がある(四〇五〇八)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ショパンではスケールの大きい佳作の一つ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ドビュッシーの名声(めいせい)を決定的(けっていてき)にした佳作である...
野村胡堂 「楽聖物語」
...コロムビアの今は亡(な)きストララムが自分の管弦団を指揮したのが佳作で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ピアノ曲にはなかなかの佳作があり...
野村胡堂 「楽聖物語」
...佳作と見るべき小品...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...繰り返し朗誦して厭くことを知らない佳作だと私は思つてゐる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...批評家等は筆を揃えて皆近年の佳作だと云う...
二葉亭四迷 「平凡」
...帰りは新宿の東宝映画劇場へ入り「鶴八鶴次郎」を見る、佳作である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...春の息吹きに苦しめられる一人の處女を描いた“Le Visage Emerveill”が佳作である...
堀辰雄 「ノワイユ伯爵夫人」
...僕が読んだ限りでは全部佳作であつた...
牧野信一 「月評」
...その作品を佳作と云ったり出来ないことは明らかであると思う...
宮本百合子 「現実と文学」
...それ以外にそれ以上に夥(おびただ)しく匿(かく)れた佳作が存在する...
柳宗悦 「工藝の道」
...こうした趣味に富んで佳作が多い...
山本笑月 「明治世相百話」
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