...彼は小説コンテストで佳作を受賞した...
...この絵は佳作とは言えないが、がんばれば上達するでしょう...
...今年のカレンダーに採用された絵の中に、あなたが描いた佳作がありますよ...
...彼女は佳作の詩を書くのが得意です...
...ギターコンテストで、彼が演奏した曲は佳作に選ばれた...
...後者には佳作は一二しか見えぬ...
芥川龍之介 「点心」
...佳作はあり得ると無雑作に考えられる...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...吾輩も以上のやうな歌は非常に面白く佳作であると思ふのであると云ふまでゞある...
伊藤左千夫 「『悲しき玩具』を読む」
...このひとの最近の佳作だかなんだかと言われている文章の一行を読んで実に不可解であった...
太宰治 「如是我聞」
...駄作千句よりも佳作一句だ...
種田山頭火 「行乞記」
...佳作の一つとされているが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...シューマンはこの頃いくつかの佳作を発表した...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「朝」(同JD三八六)を歌ったのが二つとも佳作だ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...二つとも佳作であって...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...哀婉(あいえん)痛切なる佳作が多いような気がする...
長谷川時雨 「九条武子」
...帰りは新宿の東宝映画劇場へ入り「鶴八鶴次郎」を見る、佳作である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...右に挙げたる三首の如きはむしろ恋歌中の佳作なるべし...
正岡子規 「人々に答ふ」
...その作品を佳作と云ったり出来ないことは明らかであると思う...
宮本百合子 「現実と文学」
...それ以外にそれ以上に夥(おびただ)しく匿(かく)れた佳作が存在する...
柳宗悦 「工藝の道」
...こうした趣味に富んで佳作が多い...
山本笑月 「明治世相百話」
...すっきり抜けあがった佳作だと思った...
横光利一 「微笑」
...其れが必ずしも場中(ぢやううち)で何人(なんびと)にも気に入る佳作と云ふでも無い...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...選外佳作に入ったにすぎない...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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