...彼は小説コンテストで佳作を受賞した...
...この絵は佳作とは言えないが、がんばれば上達するでしょう...
...今年のカレンダーに採用された絵の中に、あなたが描いた佳作がありますよ...
...彼女は佳作の詩を書くのが得意です...
...ギターコンテストで、彼が演奏した曲は佳作に選ばれた...
...佳作はあり得ると無雑作に考えられる...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...只佳作だなど云ふのは猶をかしいからさう云つて置く...
伊藤左千夫 「『悲しき玩具』を読む」
...井伏鱒二の『青ヶ島大概記』を読みながら(この小説は佳作である)...
宇野浩二 「それからそれ」
...選外佳作となった...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...ポリドールにブライロフスキーの佳作がある(四〇五〇八)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「スペイン舞曲」は代表的な佳作だ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...二つとも佳作であって...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...或は佳作以上で、傑作かも知れん...
二葉亭四迷 「平凡」
...一昨夜彼のこれまでの作品――主として「鯉」から「シグレ島叙景」まで幾篇かの傑作佳作に就いて感ずるところを誌して見た...
牧野信一 「彼に就いての挿話」
...おそらく多くの文芸愛好家が見落しはしないであらうかとおもつた佳作に出遇つたことを吹聴して置きたい...
牧野信一 「月評」
...最佳作の方には何れ私から花輪を送りますから...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...覚えの悪いわたしが何時何処でゝも斯うと速坐に算えられるほどの万華なる佳作を書き...
牧野信一 「浪曼的月評」
...その洒堂を誨(おし)えたるもこれらの佳作を斥(しりぞ)けたるにはあらで...
正岡子規 「俳人蕪村」
...これが翻訳小説であったならば随分佳作として称讚したのではないかと云うこと...
宮本百合子 「現実と文学」
...その作品を佳作と云ったり出来ないことは明らかであると思う...
宮本百合子 「現実と文学」
...そして佳作になった二つのものは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...佳作はなくつまらぬから省く...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こうした趣味に富んで佳作が多い...
山本笑月 「明治世相百話」
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