...彼は軍人で、常に佩剣を身につけている...
...競馬場に行くときは、佩剣を持っていく必要がある...
...将校用の佩剣は、一般のものよりも豪華なデザインが多い...
...佩剣を外してテーブルに置くと、周りの人から注目を集めることがある...
...武士は佩剣を身につけることが義務づけられていた...
...巡査の沓音と佩剣(はいけん)の響が...
石川啄木 「赤痢」
...佩剣(はいけん)を握って忍(しの)び足に元来た道へひっかえしていった...
海野十三 「疑問の金塊」
...先刻(さっき)から一言も吐かないで沈黙の行(ぎょう)を続けていた有馬参謀長が佩剣(はいけん)をガチャリと音させると...
海野十三 「空襲葬送曲」
...佩剣を鳴らして裏口から走りこんでくる...
林不忘 「安重根」
...他の奴は佩剣で頭を突くのさ...
戸田豊子 「鋳物工場」
...巴里の街頭は世界各国の風俗を見る処然れども未だステッキを佩剣の如くなすもの非ざるべし...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...佩剣の鞘を鷲掴みにすると...
久生十蘭 「魔都」
...そこで彼は役人連の顔を剃(あた)りに行くのを見合わせて、ポンスでも一杯ひっかけてやろうと、【お料理喫茶】という看板の出ている家の方へ足を向けたが、その途端に、大きな頬髯をたくわえた堂々たる恰幅(かっぷく)の巡査が、三角帽をいただき、佩剣を吊って、橋のたもとに立っているのが眼についた...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...非番巡査まで非常召集され顎紐をかけ脚絆をつけた連中が内庭と演武場に充満して佩剣(はいけん)をならしている...
宮本百合子 「刻々」
...多少の興奮気味に佩剣(はいけん)の(つか)を引寄せた...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...奈良原典獄が佩剣(はいけん)を押えて...
夢野久作 「近世快人伝」
...勝手口から佩剣(はいけん)を釣り釣り出て来ると...
夢野久作 「巡査辞職」
...巡査部長の佩剣(はいけん)に一触の感も与えはしない...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...佩剣(はいけん)のほかは...
吉川英治 「三国志」
...佩剣(はいけん)を武士に授けた...
吉川英治 「三国志」
...そして佩剣(はいけん)に手をかけて...
吉川英治 「三国志」
...佩剣(はいけん)へ手をかけた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...腰に革帯(かくたい)佩剣(はいけん)を着け...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??