...「佞人」と言う言葉を知っている人は少ない...
...最近、会社で佞人に遭遇し、困ったことがあった...
...彼は佞人として有名で、誰も彼を信用していない...
...政治家の中には、佞人が多数存在すると言われている...
...私は佞人を嫌い、そのような人たちとは関わりたくない...
...わしはあらゆる社会の最も善良な部分――没落した家の子供達とか女役者とか奸黠な悪人とか佞人(ねいじん)とか空威張(からゐばり)をする人間とか――を歓待した...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...しかれども佞人(ねいじん)もこれを手にするを得べきものなれば決して無窮の価値を有するものにあらず...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...利休は媚(こ)びへつらう佞人(ねいじん)ではなかったから...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...身を全うし妻子を保(やす)んずることをのみただ念願とする君側の佞人(ねいじん)ばらが...
中島敦 「李陵」
...奈良山の兒の手柏のふたおもにかにもかくにもねぢけ人の友佞人(ねいじん)を詠めり...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...殺風景なる佞人を題としながら其の調の高きために歌が氣高く聞ゆるなり...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...佞人(ねいじん)楊再思が追従して...
南方熊楠 「十二支考」
...極端なる弱蟲卑怯者佞人惡人の二派に分ける慣習があるので...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...まだ佞人(ねいじん)の策におち...
吉川英治 「三国志」
...そんな媚言(びげん)やへつらいをいう佞人(ねいじん)はいない」「だまれ...
吉川英治 「三国志」
...佞人(ねいじん)の輩はいよいよ我説(がせつ)を虚大に伝え...
吉川英治 「三国志」
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