...佝僂(せむし)で跛足(びつこ)だつたさうだ...
石川啄木 「鳥影」
...見る見るうちに佝僂(くる)のやうに折れ曲つて...
薄田泣菫 「独楽園」
...カスガールの小さな佝僂(せむし)などを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてこの佝僂(せむし)の少年は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...エマニュエルが佝僂(せむし)なことを気に止めようともしなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...佝僂(せむし)だからといって人をあざけるのと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...恐ろしい佝僂(せむし)で...
中島敦 「悟浄出世」
...身體を見ると大佝僂(おほせむし)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「殺されたのは大佝僂(おほせむし)の男で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...佝僂の男が殺されたつて? 菊治だ」「親分は御存じで」「ふゝ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今度は佝僂(せむし)の菊治がやられたさうですね」「おゝ平次か...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...左肩下りの醜怪な佝僂(せむし)の恰好になつて了つたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「絵描きのティトレリっていう人いる?」十三になるかならぬかのいくらか佝僂(せむし)のその少女は...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...河原崎権之助の女ちかが佝僂病(くるびやう)に罹つた時も...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたしはその子が白癬頭(しらくもあたま)であるとか佝僂病(くるびょう)であるとかのために彼をあまり愛しない親たちを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうかすると佝僂(せむし)に見え易い...
夢野久作 「戦場」
...我家は佝僂病者(くるびやうしや)なり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...佝僂(せむし)かしらと思うくらいだ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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