...佝僂(せむし)で跛足(ちんば)だつたさうだ...
石川啄木 「鳥影」
...古くはユーゴーの佝僂男が巣食っていたノートルダム寺院...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...あの恥ずかしい佝僂(せむし)の姿との組合せは...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...佝僂(せむし)のカラタール氏と巨人のような従者とを載せ...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...もう一人は足痿えの佝僂(せむし)...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それからまた佝僂(せむし)の背中をかがめながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...新聞売捌所(うりさばきじょ)の屋根に上ってる佝僂(せむし)の少年の姿を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...みじめな佝僂(せむし)は...
中島敦 「悟浄出世」
...および佝僂病が記載されてきた...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...「殺されたのは大佝僂(おほせむし)の男で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今度は佝僂(せむし)の菊治がやられたさうですね」「おゝ平次か...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「絵描きのティトレリっていう人いる?」十三になるかならぬかのいくらか佝僂(せむし)のその少女は...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...明らかに佝僂の子にKの意図を教えられて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...河原崎権之助の女ちかが佝僂病(くるびやう)に罹つた時も...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...種村の寿女(すめ)さんは佝僂(せむし)であった...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...『佝僂男の失恋自殺』として「美人の写真を挟んだ日記を残して」と...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...彼女は自分が佝僂のせいで...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...彼女は、佝僂のように、埃(ほこり)のなかを転げ回っている...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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