...これらの違いは水が多くの物質に作用する大きな溶解性によっている...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...火薬が作用する最低のラム酒の濃度だそうである...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...日本酒は遠慮なく作用する...
芥川龍之介 「東京小品」
...俺は「主成分に對する酸のやうに」異教の心が俺の良心に作用する事を求めてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...これと同様の物を近づけた時に相互間に作用する力で知られる...
寺田寅彦 「物質とエネルギー」
...文化の自律ということと社会的な全基底が文化のこの自律の材料又は条件として作用するだけだということとの...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...この作用は接触を介して始めて作用するか...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...見えざる力の波紋が次から次へと二方向的に作用するのを見る...
中井正一 「スポーツの美的要素」
...幽霊が銀の粒子に作用するような電磁波を出すので写真に写るという決論にはなかなかならないよ...
中谷宇吉郎 「寅彦夏話」
...同等の偶然のより多い集合が心に作用するのか...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...この直ちに作用する方式は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...特殊の事情によっては異常な力で作用するが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そこに習慣が作用するであろう...
三木清 「哲学入門」
...運動内部においても絶えずさまざまの形で作用する...
宮本百合子 「新しい一夫一婦」
...どう作用するかということには理解を及ぼさせなかった...
宮本百合子 「現代の主題」
...気分の中心として作用する...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...努力の成果そのものの本質の価値が逆転し逆作用するところ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そしてそのなかのある波長のものが人間に眠り音波として作用するらしい――眠り病が...
蘭郁二郎 「睡魔」
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