...どんな船でも多少にかかわらず必ず作用するものでしてね...
大阪圭吉 「死の快走船」
...これは素因または大気やどこかにある未知の病気の原因が身体に作用するための準備であると信じている...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...これと同様の物を近づけた時に相互間に作用する力で知られる...
寺田寅彦 「物質とエネルギー」
...静止している主観(それは完全に死んだ主観のことになるだろう)に物が作用するということではない...
戸坂潤 「科学論」
...偶然が作用する場合...
豊島与志雄 「道化役」
...単に自己が意識的に作用することでもない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...黒く塩辛いものは腎臓に作用する...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...感覚が実際に作用する範囲を超えて作用することはできないからである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...これがどの程度に作用するかを十分に証明している...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人口に対する予防的妨げが主として作用するのは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...主観とは作用するもの...
三木清 「哲学入門」
...運動内部においても絶えずさまざまの形で作用する...
宮本百合子 「新しい一夫一婦」
...全身的に作用するこの薬でしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...他人が知っているとは全然別様に作用する発見であり得るということはあり得るのですもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どうあのひとに作用するでしょうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それに勝家の寵(ちょう)というようなものも言外に作用する...
吉川英治 「新書太閤記」
...耕作に対する刺戟として作用するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...そしてそのなかのある波長のものが人間に眠り音波として作用するらしい――眠り病が...
蘭郁二郎 「睡魔」
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