...余輩、あにこれより生ずるところの将来の結果を憂慮せざるべけんや...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ゆえに余輩は、政府は早くその制度を設くること必要なりというなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...余輩(よはい)いまだ仏教の熱心家にして教理のために大事業を企てし人あるを聞かず...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...余輩は老眼のせいか...
林不忘 「安重根」
...それは高田崇拝の余り余輩は二三の雑誌にその感想を投書して載せられたことがある...
中里介山 「生前身後の事」
...余輩の目から見れば...
中里介山 「生前身後の事」
...板垣伯は余輩が小学校時代自由党の総理として我が郷里へ鮎漁に来たのか招いたのか――したことがある...
中里介山 「生前身後の事」
...余輩とはよく浴槽の中で一緒になりお互いに丁寧の挨拶をしたものだが...
中里介山 「生前身後の事」
...しかし余輩ははじめからこの人は余り好きではなかった...
中里介山 「生前身後の事」
...その時分余輩は本郷の根津にいたが...
中里介山 「生前身後の事」
...余輩これを政談家といわずして...
福沢諭吉 「学者安心論」
...余輩決してこれを信ぜず...
福沢諭吉 「学者安心論」
...余輩、未だ英国に日本人の雇われて年に数千の給料を取る者あるを聞かず...
福沢諭吉 「学者安心論」
...旧藩地に私立の学校を設(もうく)るは余輩(よはい)の多年企望(きぼう)するところにして...
福沢諭吉 「旧藩情」
...これすなわち余輩の所謂(いわゆる)消極の禍(わざわい)にして...
福沢諭吉 「旧藩情」
...余輩敢(あ)えて人の信心を妨ぐるにはあらざれども...
福沢諭吉 「教育の事」
...博覧会の見物ももと余輩(よはい)上京の趣意にあらず...
福沢諭吉 「京都学校の記」
...また余輩と感を同じうせし者あるに因るか...
正岡子規 「四百年後の東京」
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