...余程早く出発しないと遅刻するよ...
...風邪で顔色が悪いけど、余程辛くはないよ...
...彼女は余程のことがない限り、笑顔を絶やさない...
...余程の美少女だから、彼に告白されたんじゃない?...
...首相が来るので、余程規律正しい立ち振る舞いを心がけよう...
...余程烈しく追い立てぬ以上...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その男は余程の御幣(ごへい)かつぎとみえて...
薄田泣菫 「茶話」
...又訪ねて来た母などの話をきくと余程孤独を感じてゐた様子で...
高村光太郎 「智恵子抄」
...余程上手に周囲の人たちの理解を求める必要があるので...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...併し前に比べて見ると、余程多く食べる...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...金子等も余程つかいこみ...
直木三十五 「南国太平記」
...終る時分とは余程(よほど)考が違って居た...
夏目漱石 「処女作追懐談」
...何か余程甘(うま)い話がありそうです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これは余程大仕事かも知れないぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ここではラスチニャックが余程のことがない限り為替手形で支払いに当てることがなかったことを強調している...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...レオナさんは幼い時から余程長く日本で育ちましたがお国はフランスでした...
牧野信一 「駒鳥の胸」
...「だつて学校は余程前からお休みだつたんでせう?」「えゝそりやアもう七月の初めから休みだつたんですが...
牧野信一 「渚」
...余程の熱心を籠めて吹奏するらしいその節廻しがいつもわたしの夢をほろ/\と誘ふおもしろさなので...
牧野信一 「緑の軍港」
...うしろの方からも折々「今度のは余程うまい」と言うような賞讃の辞が聞こえる...
水野葉舟 「土淵村にての日記」
...「余程興味を唆ったと見えますな...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...余程年が立ってから...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...あれよりは此方が余程面白い...
森鴎外 「鶏」
...余程(よほど)しっかりした自信...
柳田国男 「海上の道」
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